したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

小沢一郎の政権構想

277チバQ:2010/01/29(金) 21:31:29
  ■

 おおむね3年ほどすると書生から秘書になる。東京と岩手の事務所を交互に行き来し小沢氏が何を考えているか、熟知して動くのだ。「公設、私設を時には入れ替え、秘書間の身分格差も許さない」と話すのは「小沢一郎 嫌われる伝説」(小学館)の著者で政治ジャーナリストの渡辺乾介さん。

 秘書にも個人の生活や家族があり、安定した暮らしが必要だ。渡辺さんは解説する。「だからせめて住む所、寮ぐらい用意して、暮らしの一部を保証してやりたいというのが、自民党幹事長になる以前からの小沢さんの口癖。不動産は悲願だったんですよ。外国人秘書ならマンション住まいになるでしょう」

 ところで、渡辺さんは以前ケニー鍋島のペンネームで、秘書側から見た政治を描いた漫画「票田のトラクター」を連載していた。その間に多くの議員秘書を目の当たりにし、話もじかに聞いている。

 例えば北海道出身の衆院議員は秘書時代、水田にスーツ姿のまま入っていって支持者に土下座した。首相経験者の元衆院議員は書生時代、げたを履き、ズボンをひざ下までまくり上げた姿で走り回っていた。鳩山内閣の主要閣僚の秘書は皿洗いもする。

 「青雲の志を持って秘書になり、議員のために命懸け。『会社四季報』も頭にたたき込んでいる。大企業の業績を知り、後援会の就職や下請け参入の相談に応じたりしながら、各社の政治資金の枠を把握する。いかに自分の議員の枠を広げるか。他の議員の枠をつぶせば、議員同士、派閥同士の争いになるんです。表向きは政策論争をしていても、実は金。秘書の仕事は金と選挙に尽きますね。最近ではサラリーマン化した秘書が多いですけど」

 渡辺さんによると、小沢氏は、田中角栄、竹下登の両元首相や金丸信元自民党副総裁のような「金庫番」役秘書は持たないという。「半面、何か起こると、パチンコの玉が最後に下の穴に落ちるように、責任はすべて小沢さんに一元化するんです」

 小沢氏の事情聴取の翌24日、石川議員の父(70)は会見に応じた。書生時代に里帰りした息子の手にあかぎれがあったことを覚えている、という。公共工事をめぐって、息子とこんなやりとりもあった。地元関係者が入札参加を持ちかけてきたことを聞いた石川議員は、「先生(小沢氏)から『口利きはするな』ときつく言われている」。今回の容疑について父親は、秘書の仕事と衆院議員に立候補する準備の多忙さで「事務処理を忘れた。後々になって先生に迷惑かけて怒られると言っていた」とも話した。

 父親によると、石川議員は大学時代、小沢氏の書生となった後に小沢氏の妻と会い、「議員を目指すなら任せておいてください。でも私生活は犠牲になります」と言われたという。

 秘書ら3人は起訴されるのか。小沢氏の刑事責任は−−。拘置期限は2月4日である。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板