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京都・京師・京洛
92
:
名無しさん
:2008/10/19(日) 18:39:53
学生の応募激減なぜ 京都時代祭の行列バイト異変
http://www.asahi.com/culture/update/1018/OSK200810180034.html
歴史絵巻を思わせる華麗な装束行列で知られる京都の時代祭の「足元」で異変が起きている。行列の担い手となるアルバイト学生の応募が激減し、主催者が地域でボランティアを募る試みも始まった。講義への出席を重視する大学の方針や学生気質の変化が理由のようだが、「学生の街ならではの伝統がすたれるのは寂しい」との声も上がる。
113年前にスタートした時代祭は、約2千人が時代ごとに行列をつくって都大路を練り歩く。今年も22日に開催される。
戦前は、荷物を持って付き従う役などに近郊の労働者が雇われたが、戦後は学生がアルバイトで参加するようになった。8時間半ほどで日当6700円。主催者の平安講社が毎年10月初旬になると、京都、同志社、立命館など地元の大学に募集掲示を出し、約600人が応募してきた。
ところが、数年前から変化が見え始めた。かつては「応募が始まると、窓口に行列ができた」(同志社大)ほどだったが、祭りの直前まで定員に満たないようになった。
講社本部の場合、昨年は求人150人に対し応募は祭りの3日前でやっと約80人。あわてて三重県の皇学館大学などにも応援を仰ぎ、ようやく人手をそろえた。今年は例年より早く9月下旬からに募集を始め、今月17日現在で本部では110人にこぎつけたが、「応募は求人の6割程度」(京都大)という所も。
人気低落の理由はさまざまだ。最近は大学が欠席に厳しくなったことや、アルバイトの多様化を挙げる声が多い。京都大で募集掲示を見ていた3回生の赤星翔太さん(21)は「僕は大抵情報誌でバイトを探す。掲示に気づかない人も多いのでは」と話す。
学生に頼らず、地域で祭りを支える動きも出てきた。北区や上京区の住民でつくる「平安講社第1社」は5月頃から、平安期の公卿(くぎょう)の姿を再現した「延暦文官参朝列」を担うボランティアを募集。地域や地元企業に声をかけたところ、「ぜひやってみたい」などと希望する人が相次ぎ、必要な計32人が集まった。
今回限りの試みだが、第1社の当番を務める石崎伊佐雄さん(61)は「地域のつながりが広がれば、祭りも盛り上がる」と話す。
5月の葵祭でも参加者の3分の1に当たる約170人を学生アルバイトに頼ったが、定員に達したのは祭りの直前だったという。7月の祇園祭・でも、京都大が06年を最後に学内で山鉾(やまほこ)巡行のアルバイトを募集しなくなった。一方で、ボランティア組織の活動が年々活発になり、今年は過去最多の600人が32基の山鉾のうち21基の巡行を担った。
葵祭や時代祭の運営にかかわってきた猪熊兼勝・京都橘大名誉教授(70)は「時代祭が市民参加型になるのはいいことだが、祭りのアルバイトは単なる金稼ぎではなく、京都で青春を過ごした思い出になる。これからも学生に参加してほしい」と話す。(山村哲史)
◇
<時代祭> 平安神宮の創建と平安遷都1100年祭の奉祝行事として1895(明治28)年に京都市で始まった。学区単位で市民が組織する平安講社が主催。戦中戦後の1944〜49年に中断し、50年に復興した。平安初期から明治維新までの装束をまとった行列で、京都の歴史と文化をたどれる。葵祭、祇園祭とともに京都三大祭りとされる。
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