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京都・京師・京洛
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荷主研究者
:2020/07/01(水) 20:10:08
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/230734
2020年4月28日 17:00 京都新聞
施設老朽化「駅前の市場」60年歴史に幕 大型商業施設開業で経営も厳しく
60年近く続いた歴史に幕を下ろすライフシティ東向日(京都府向日市寺戸町)
阪急東向日駅前で60年近く続いた「ライフシティ東向日」(京都府向日市寺戸町)が29日に閉店する。大型商業施設の建設などで厳しい経営状況が続く中、建物の老朽化などが課題になっていたという。前身の市場時代から地元住民に愛されてきた歴史に、幕を下ろす。
ライフシティは、1962年に青果店や鮮魚店、豆腐店など、50店舗が入る大型市場「東向日駅前センター」として開業した。その後、各店が出資して設立した法人で運営。90年には専門店を残した上で、店内にスーパーも整備し、現在の店名として再出発した。多彩な店舗が並んでおり、東向日駅そばの好立地であることから、多くの人でにぎわってきた。
稲葉俊文社長(71)によると、近年は別のスーパーやイオンモール京都桂川が開業したほか、来店者の高齢化が進んだこともあり、売り上げが減少していた。「スーパーとして再出発した90年ごろがピーク。最近は当時の3分の1にも満たない」ほど、経営難が続いていたという。
現在のテナントは20店近くで、後継者不足や建物の老朽化も課題となっていたことから、閉店を決めたとしている。稲葉社長は「非常に残念だが、ここまでやってこられたのはお客さまのおかげ。感謝の気持ちしかない」と話している。
一部のテナント店舗は、30日以降も営業を続けるという。
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