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京都・京師・京洛

626とはずがたり:2018/06/17(日) 22:26:21
2017.11.30
週休3日でも世界シェア8割…「おかしな」堀場製作所
http://biz-journal.jp/2017/11/post_21528.html
文=編集部

 独立系分析機器大手、堀場製作所は26年ぶりに社長が交代する。2018年1月1日付で堀場厚会長兼社長は代表権のある会長兼グループ最高経営責任者(CEO)に就任する。足立正之専務が社長に昇格する。

 堀場厚氏は創業者の故・堀場雅夫氏の長男。1971年、甲南大学理学部応用物理学科卒。渡米し米国法人のオルソン・ホリバ社に入社。米国時代にカリフォルニア大学大学院工学部電子工学科を修了。77年に帰国し、堀場製作所の海外技術部長に就任した。92年に父親の後を継いで代表取締役社長に就いた。現在は会長兼社長である。

 堀場製作所は世界22カ国43社でエンジン計測器を納入している。売上高の7割弱を海外が占め、社員も7割が外国人だ。海外のM&A(買収・合併)が増えており、堀場製作所の経営は足立氏に任せ、堀場氏はグループ全体を見る体制にする。

 足立氏は立命館大学理工学部卒、同志社大学大学院修了。85年、堀場製作所に入社。エンジン計測器部門で、分光器でガスを測定する現在の排ガス測定器の基礎となる技術を開発した。さらに、米国やフランスの現地法人の社長も務めており、会社を経営した経験もある。

 堀場製作所の17年12月期の連結決算の売上高は前期比10%増の1870億円、営業利益は19%増の220億円、純利益は12%増の145億円と過去最高を達成する見込み。業績の良い時こそが社長交代のタイミングと判断し、26年ぶりの社長交代が実現した。

 堀場製作所は技術オリエンテッドの会社で、エンジン計測器で世界市場の8割のシェアを誇る。「HORIBA」の名前が全世界に轟いたことがある。

VWの排ガス不正解明に一役買う
 2年前の15年9月、世界自動車大手、独フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル車排ガス不正が発覚し、世界を揺るがした。捏造、虚偽広告、隠蔽、調査妨害。これだけの疑いを招き、同事件は米ウォーターゲート事件になぞらえて「VWゲート」という呼び名がついた。

 不正を発見した米国の大学が走行試験に使ったのは、堀場製作所が路上で使えるように02年に改良を加えた測定器だった。それまでの測定器は屋内の検査場でしか使えなかった。

 当時の報道によると、米環境団体の依頼を受けて調査した米ウエストバージニア大学工学部は、VWのディーゼルエンジン車に堀場製作所製の測定装置を載せ、実際に路上を走行させて排ガスを検査。車体を固定して行う試験場での結果と比べ、窒素酸化物(NOx)が基準より最大で35倍多かったことを14年5月に公表した。

 この結果を受け、米環境保護局(EPA)が調査に乗り出した。EPAがさらに調べた結果、VWが一部車種に違法ソフトウェアを搭載し、試験時には排ガス浄化機能をフル稼働して基準を満たすが、実際の走行時には機能が大きく低下することがわかった。

 VWは当初、不正を認めなかった。EPAは試験場での数値と実際の走行時の数値の食い違いを説明できなければ、新型モデルを認証しないと警告。追い詰められたVWは、試験場での排ガス試験の場合にだけ浄化装置をフル稼働させる違法ソフトを搭載していたことを認めた。


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