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京都・京師・京洛

565荷主研究者:2017/07/09(日) 11:26:56

http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20170702000021
2017年07月02日 08時41分 京都新聞
地域密着を重視、地下街ににぎわい 京都・ゼスト御池

開業20周年に合わせたリニューアルを終えたゼスト御池(京都市中京区)

 京都市の地下鉄東西線開業に合わせて整備された市役所前の地下街「ゼスト御池」(中京区)がオープン20周年を迎えた。都心部の人口増を背景に、イベントの増加や地域密着を重視した出店を進め、年間の来街者が1千万人を超えるようになった。約9億円の累積赤字を抱える厳しい経営は続くが、節目の年に完了したリニューアルを弾みに、収益の改善を図る。

 6月23日のリニューアルオープンの記念式典で、門川大作市長は「10年前は土日でも(地下街の)端から端まで見通せた」と、集客に苦労した当時を振り返り、「地下鉄の増客と連動して、商店街が元気になるモデルとしたい。これからがスタート」と強調した。

 開業15周年に続く今回のリニューアルでは、ドラッグストアや幼児英会話教室など5店舗が新規出店し、通路照明の発光ダイオード(LED)化、広場のベンチ設置など総額約3億5千万円をかけた。

 ゼスト御池は総事業費280億円で整備された。地下街と地下駐車場を運営する市出資の第三セクター・京都御池地下街は当初、テナント売り上げの伸び悩みと建設費の借入金返済に苦しみ、累積赤字は一時10億円を超えた。2000年には地上とつなぐエスカレーターやエレベーターを市が買い取るなど、公費頼みの経営が続いた。

 経営を抜本的に立て直すため、07年に民間公募の社長が就任した。リーマン・ショックによる景気の低迷に直面したが、地下街の広場を使ったイベントを06年度39件から16年度306件と10倍近く増やして誘客につなげた。地域密着を重視する出店計画を進め、施設の維持管理は外部委託した。13年度から黒字決算が続き、14年度以降は来街者が1千万人を超えた。

 16年度決算では、リニューアル工事の中でも来街者が前年と横ばいの1057万人、テナント売上額は26億6300万円で2%減にとどまった。ただ、施設の建設費に対して市が支出してきた補助金が最終年度となり、前年から1億5700万円減ったため、2800万円の赤字を計上した。

 京都御池地下街は「にぎわいを生む段階へようやくたどり着いた。まだ環境整備で改善の余地はあり、施設への投資も含めて今後の取り組みを検討したい」としている。


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