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京都・京師・京洛

444荷主研究者:2015/11/08(日) 00:14:15

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20151023000088
2015年10月23日 17時00分 京都新聞
京都の中心区域に20キロ速度制限 三条通など信号4基撤去

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撤去される信号機の場所

 京都市と京都府警は10月末までに、御池、四条、烏丸、河原町の各通りで囲まれた中京区の中心区域で「歩くまち京都」の実現を目指して新たな取り組みをする。三条通(烏丸-寺町通間)の最高速度を30キロから20キロに変更し、同区域内は、通りが速度20キロ規制のいわば「ゾーン20」となる。同時に4基ある信号機を撤去し、区域内の信号機をゼロにする。

 中京区が掲げる「通りの復権」の一環で、四条通の歩道拡幅と連動した形となる。高倉小に通う児童などの安全対策として住民から対策を求める声が上がっており、地域が主導する形で区役所と中京署が進めてきた。

 三条通の速度規制変更によって、同区域内はアーケードの寺町通を除く全ての通りが20キロ規制となる。また、三条通で交差点内のカラー化や速度抑制を促す舗装を施す。信号機は三条通の東洞院通、高倉通、柳馬場通の3カ所と、蛸薬師通と東洞院通の交差点にある計4基を撤去し、各交差点は一時停止規制とする。

 南北の通りは抜け道として利用するケースが目立ち、三条通では無理をして青信号のうちに通過しようと速度を上げる車や、歩行者や自転車の信号無視が多かった。今回の規制で、車の運転により注意を要する区域にする。中京署の岡嶋多門交通課長は「車の利用は、地域の住民や仕事で必要な人など最小限にしてもらいたい」と話す。

 中京区役所は今回の取り組みを「モデルケース」と位置付け、将来的には烏丸通以西にも広げていきたいとしている。

 地元の日彰自治連合会の山口正夫会長(73)は「行政や警察には、このゾーンでは速度が20キロまでしか出せないということの周知を徹底してもらいたい。そうすれば、住民や歩行者が安心な、歩いて楽しい街になる」と話している。

■歩行者優先のPRに

 京都の交通事情に詳しい大阪大の土井勉特任教授(総合交通政策)の話 活気のある都心部では、面的に最高速度を30キロに規制する「ゾーン30」が世界標準になりつつある。今回の取り組みは、その標準を上回る「ゾーン20」とでもいうべきものだ。前提として、公共交通と徒歩を重視する交通政策が都市のにぎわいに大切だと認識されてきたことがある。その世界的な大きな流れの中で理解することが必要だろう。三条通は、京都にとって大変重要な意味を持つ通りだ。そこで20キロ規制になったのは象徴的で、自動車がゆっくり走るというだけではなく、歩行者を優先する街だというPRにつながるのではないか。


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