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京都・京師・京洛

363荷主研究者:2014/11/16(日) 17:08:27

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20141003000157
2014年10月03日 22時50分 京都新聞
京都・丹波広域基幹林道、全線が完成 着工から30年かけ

丹波広域基幹林道

 京都府は3日、1985年度から整備を進めてきた丹波広域基幹林道(65・4キロ、京丹波町下山〜京都市左京区花脊)の全線で工事を完了したと発表した。すでに開通済みの区間では林業の生産活動や森林整備の基幹道路として活用されており、今後は自然体験型観光など府中部で取り組む地域づくり構想「森の京都」をふまえた活用も検討する。11日に南丹市、京丹波町で記念式典などが開かれる。

 林道は幅4・5〜5メートル。五つの路線からなり、最後に完成したのは、肱谷(ひじたに)四ッ谷線(南丹市、4・4キロ)と、深見大布施線の一部(左京区、8・5キロ)。2013年度末に完成したが、8月豪雨で被害を受けた場所の復旧を進めていた。

 森林資源の利活用のため基幹林道が必要との地元要望を受け、総事業費133億円をかけて段階的に整備を進めてきた。これまでに完成した区間では、伐採した木材を近隣市町へ運搬するのに利用されている。将来的には農業体験や林業体験など、府中部の豊かな森林の恵みを生かした都市と農村の交流事業にも活用していく方針。

 計画当初は事業費を114億8千万円と見積もり、99年度の完成予定だった。しかし、計画ルート上にホンシャクナゲなどの貴重な植物の大群落や、付近で絶滅危惧種のクマタカの飛来が確認されたため、群生地を避けたルート変更や猛禽(もうきん)類の生態調査などの対応をとり、完成が大幅に遅れた。

 3日の定例会見で山田啓二知事は「長い時間がかかったが、『森の京都』に大きな役割を果たしてくれる」と話した。

 林道の一部は舗装されていない土道もあり、林業関係者しか通行できない区間がある。豪雨の復旧工事が続いている部分も残る。

 管理は地元の2市1町が担う。11日は南丹市で記念式典、京丹波町で開通式が開かれる。


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