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西洋史

1とはずがたり:2006/12/02(土) 18:08:31
地理的範囲:西洋人が開拓した新大陸アメリカや地中海世界として歴史を共有する中東史や西洋の植民地となったアフリカなどもここへ入れてしまって良かろう。
時間的範囲:余りに最近の話は各当該スレに。それ以前なら地球上が現在の陸地構成に成った以降ならいつでも可。

30とはずがたり:2014/03/23(日) 18:18:50
俺としてはどちらにも利害はないのだけれど独立できた方が摩擦や対立のマイナスは大きいだろうが独立を見てみたいと云う思いが大きい。。

英国でもネット炎上“言論封殺”…スコットランド独立、意見を言えぬセレブたち
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/entertainment/snk20140323525.html
産経新聞2014年3月23日(日)18:03

 欧州でいま大きな話題を集めているのがスコットランドの独立問題です。スコットランドはイングランド、ウェールズ、北アイルランドとともに英国を構成している非独立国のひとつなのですが、そのスコットランドが英国から独立するかどうかを決める住民投票が約半年後の9月18日に実施されるのです。

 その住民投票を前に、英国ではエンターテインメント業界の多くの著名人が独立について賛成・反対に別れ、メディアを通じて忌憚(きたん)のない意見を述べ、世論を大いに盛り上げています。

 エンタメ界の著名人がこの問題に関して声を上げ始めたのは、ロンドン出身の世界的なロック歌手、デヴィッド・ボウイさん(67)の発言がきっかけでした。

 2月24日付英紙デーリー・テレグラフ(電子版)などによると、2月19日にロンドンで開かれた英国最高峰の音楽賞「ブリット・アワーズ 2014」で、ボウイさんは男性ソロ・アーティスト賞に輝きました。

 しかし当人は欠席だったので、有名ファッションモデルのケイト・モスさん(40)が当人のこんなメッセージを代読したのです。

 「ケイトは金星で、僕は火星です。1日の終わりに受賞の一報が聞けて大変うれしいです。ありがとうございます。そしてスコットランドよ、われわれとともにいてください」

 このメッセージに大喜びしたのがデーヴィッド・キャメロン首相(47)でした。首相は「(授賞式の模様を)テレビで見ていたんだが、僕はボウイのスピーチ内容を聞いて喜びの声を上げたよ」と率直な胸の内を吐露し「多分、彼のような人物がスコットランド(の人々の心に)到達できるのだろう。私にはできない」と絶賛したのです。

 英国の全人口約6300万人のうち、スコットランドはわずか約500万人ですが、経済や軍事、文化面で多大な役割を担っています。また、沿岸部にある海洋油田の石油埋蔵量は欧州随一です。そのためキャメロン政権は独立支持の動きの拡大を恐れています。

 実際、首相は2月7日の演説で「スコットランドはわれわれの家です。それが引き裂かれるのは見るに堪えません」と嘆き「スコットランドを失えば、英国の名声と影響力は地に落ち、別の国となってしまう。電子メールやツイッターで独立反対票を投じるよう呼びかけてほしい」と国民に訴えました。

 またジョージ・オズボーン財務相(42)は2月13日の演説で、スコットランドが独立を選べば英国の通貨であるポンドを使い続けられなくなると明言。独立後もポンドを使いたいスコットランドの行政府を牽制(けんせい)しました。

 こうした一連の動きに呼応する形で飛び出したボウイさんの発言ですが、これに猛然と反論したのが、人気スパイ映画シリーズ007で知られるスコットランド出身の映画スター、ショーン・コネリーさん(83)でした。

 3月3日付のロイター通信によると、昔から賛成論者として有名なコネリーさんは3月4日付の英誌「ニュー・ステーツマン」(電子版)に「スコットランド人として、生涯スコットランドと芸術を愛してきた者として、独立への機会を見逃す手はない」といった賛成論を寄稿し「独立は世界の注目を集め、映画や創造的な産業で新たな雇用を創出する」と訴えました。

 さらに現在、カリブ海のバハマ在住のコネリーさんは、独立が実現すれば帰郷する可能性についても触れました。

31とはずがたり:2014/03/23(日) 18:19:21
>>30-31
 この2人の“対決”を機に、エンタメ界の他のセレブ(有名人)たちが続々と意思表明。3月10日付ロイター通信によると、英国のオーディション番組で美声を響かせ、一躍、世界のスターとなったスコットランド出身の女性歌手、スーザン・ボイルさん(52)は「スコットランド人であることは誇りに思いますが、私は民族主義者ではありません」と明言。一方、スコットランド出身のベテラン女優、エマ・トンプソンさん(54)は「独立による利点が不明」として独立反対を表明しました。

 しかし、その後“賛成・反対”で対立し合うのを好まないセレブが増え出しました。

 スコットランド出身のテニス選手、アンディ・マレーさん(26)は「自分の個人的な考えを公に明かすることは避ける」と表明。さらに、自分はスコットランドには住んでいないため投票に参加できないことから、自分の考えを公表することには意味がないと付け加えました。

 また、スコットランド生まれのコメディアン兼司会者、ビリー・コノリーさん(71)は、独立の是非をめぐる議論について「泥沼には足を踏み入れたくない」と述べ、住民投票にも行かないと宣言しました。

 五輪で英国最多となる6つの金メダルを獲得した自転車競技選手でスコットランド生まれのクリス・ホイ選手(37)は昨年「スコットランドが独立すれば、将来の五輪出場選手が(五輪で)トップに立つことは困難だと分かるだろう」と述べる一方「私は自転車競技選手であり、政治家ではない」として、賛成・反対のどちらに投票するかについてのコメントを拒否しました。

 サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドの前監督で、スコットランド出身のアレックス・ファーガソンさん(72)は、自らの考えは明らかにしませんでしたが、スコットランドの英国残留を支持するキャンペーンに寄付をしたと報じられました。

 何だか奥歯に物が挟まったような発言が目立ちますが、理由は簡単。いわゆる“ネット民”による過激な攻撃を恐れて、みんなはっきりモノが言えなくなっているのです。

 実際、ボウイさんの発言に独立賛成派のスコットランドの民族主義者(でも左派です)は、彼が現在、英国ではなくニューヨーク市に住んでいることもあって、ネット上で「傲慢」「火星へ帰れ、クソ野郎」などと口汚い非難や人格攻撃の投稿を繰り返しました。

 これに対し、左派活動家で独立賛成派、つまりボウイさんを攻撃しているネット民と同じ考えの歌手ビリー・ブラッグさん(56)が「(ボウイさんの意見は)この問題の論議を活発化させる」と歓迎の意向を示し、沈静化を図ろうとするなど、ちょっとした騒ぎになりました。

 また、ロックユニット、ユーリーズミックスのボーカル担当でスコットランド出身・ロンドン在住の女性歌手アニー・レノックスさん(59)も、当初は熱烈な独立支持者でしたが、独立反対派からの執拗(しつよう)な“ネット攻撃”を受けた結果「性急な愛国感情に振り回されるべきではない」と、自身の主張を後退させました。

 こうしたセレブを標的としたネット民による過激かつ執拗な攻撃に、独立を標榜(ひょうぼう)する左派の地域政党「スコットランド国民党」は「どこからの意見でも、それについて議論の場を形成することを歓迎する」とのコメントを出し、気に入らない意見をネットで封殺しようとする動きを牽制(けんせい)しました。

 ところで、英国の世論調査機関ICMの今年1月の調査によると、独立反対は49%、賛成は37%、未決定は14%で反対が大きく上回っていました。

 この結果は、独立は決して良いことばかりではないということを知っている人も多いことを裏付けています。実際、独立すれば、スコットランド側は当然ながら新たな債務を引き受けることになるため、多くの人々が税負担の増加を強いられます。景気が悪化するのは間違いありません。さらに英通貨ポンドが使えなくなるとすれば大事です。

 とはいえこの結果、昨年9月の同調査と比べると、反対数は同じでしたが、賛成は5ポイント増え、未決定は5ポイント減っていました。今後、世論が賛成に大きく動く可能性もないとはいえない状況です。

 いずれにせよ、国民は難しい判断を迫られるわけですが、それだけに、ネットによる“言論封殺”のような愚かな行為は互いに憎しみしか生み出さないということに気付くべきだと思います。(岡田敏一)

 【プロフィル】岡田敏一(おかだ・としかず) 1988年入社。社会部、経済部、京都総局、ロサンゼルス支局長、東京文化部などを経て現在、編集企画室SANKEI EXPRESS(サンケイエクスプレス)担当。ロック音楽とハリウッド映画の専門家。京都市在住。


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