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西洋史

10とはずがたり:2009/03/14(土) 21:29:01

シリアで9000年前の井戸発見 浄水目的は世界最古か
03/14 12:47
http://www.shizushin.com/news/environment/science/2009031401000195.htm

 シリア北東部の新石器時代の集落遺跡「テル・セクル・アルアヘイマル」で約9000年前に使われていた井戸の遺構を、東大総合研究博物館の西秋良宏教授(先史考古学)らのグループが14日までに発見した。飲料水など「浄水」が目的とみられ、西秋教授によると、この目的の井戸としては世界最古の可能性がある。同グループは「人類の衛生概念の発展を示し貴重」としている。
 グループによると、9000年以上前の井戸の発掘例は世界でわずかしかなく、浄水を得ようとした井戸では約8000年前の古代パレスチナ地方のものが最古とされていたという。
 井戸は昨年8月、約4ヘクタールの集落跡北部で発見。直径約2・5メートル、深さ約4メートルで、底部には儀礼に使われたと推察される直径10−20センチの円形の石器10数個が置かれていた。遺構の約100メートル先にユーフラテス川の支流があることから、単に水を得ようとしたのでなく、浄水を求めたと判断した。
 人類が農耕・牧畜で定住化を進めた約9000年前の北メソポタミア地域では、住居の床を入念に掃除した跡が見られるなど、衛生概念が発展しつつあったといい、西秋教授は「集落の人口が増え、疫病などを恐れ、きれいな水を入手しようとしたのではないか」と話している。(共同)


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