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各種イノベーション・新発明・新技術など

94とはずがたり:2010/09/18(土) 18:16:14

環境・自動車・新エネ各スレのネタになりそうだが。

低燃費走行で世界新達成 但馬技術大自動車部 
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003448977.shtml

 自作の自動車で低燃費走行に挑み続ける兵庫県立但馬技術大学校自動車部(豊岡市)が、8月に広島であった競技会(省エネカーレース)で、バイオディーゼル燃料1リットル当たり2021キロという走行記録を出した。同燃料部門で、同部が2005年に作った世界記録を塗り替える快挙。同レースは、次世代型自動車の開発につながる技術を磨く場であるとともに、若者たちが純粋に「ものづくり」への情熱をぶつける舞台でもある。(長嶺麻子)

 「エコマラソン」「マイレッジマラソン」と呼ばれるこのレースは、1人乗りの車でコースを約20キロ回り、消費燃料の少なさを競う。1985年にフランスで「シェル・エコ・マラソン」が開かれたのを機に、世界各地に広まった。

 当初はガソリン車のみだったが、近年はバイオディーゼル車やソーラーカーなど、あらゆる省エネタイプの車が登場。一定速度になるとエンジンを止めて燃料消費を抑える技術は、トヨタ・プリウスなど一般車にも活用されている。

 中根久典・広島工業大教授によると、世界の約2千チームが記録を競い合う。日本では、省エネカーの将来像を探る目的のほか、ものづくりを学ぶ場として、工学系の大学や高専などが取り組む例が多いという。

 時速30キロ前後で進行するレースに派手さはないが、多くの若者が青春を懸ける。但馬技術大では99年に自動車部が創部され、早くも05年に世界記録(1リットル当たり1626キロ)を樹立。国際大会にも出場し、好成績を残してきた。

 ただ、そうした活躍を支えるのは、普段の地道な努力。自前のコースを持たない同部では、ローラーの上でマシンを走らせ、データを集めて分析する。エンジンの不調による失敗などの教訓を生かし、2年前からはマシンを電子制御から安定感のある機械制御に変え、細かく車体を改良。その結果、今回のレースで悲願の大台(2千キロ)超えを達成した。

 部員は4人。顧問の藤井俊成指導員(36)は「地道な活動が受けないのか、なかなか部員が集まらない」と苦笑するが、四方常之部長(24)は「いいマシンを造りたいという志を共有しているから、苦労は感じない」。唯一の1年生、福井孝明さん(21)も「意見をぶつけ合い、夢を達成できた。次は2500キロを目指す」とさらなる飛躍を誓う。

 来春、3人の2年生は整備士などとして社会に出る。藤井指導員は「挑戦し続けた経験は、今後に必ず生かせる」とエールを送っている。

(2010/09/18 16:30)


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