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各種イノベーション・新発明・新技術など

88荷主研究者:2010/05/07(金) 00:07:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100429t13022.htm
2010年04月29日木曜日 河北新報
階段スイスイ レスキューロボ進化 東北大など開発

新型レスキューロボット「クインス」

 NPO法人国際レスキューシステム研究機構と東北大、千葉工大などのグループは、耐久性が高く、防じん・防水機能を備えた新型レスキューロボットを開発し、28日、千葉県習志野市の千葉工大芝園キャンパスで初めて公開した。5月には千葉市消防本部に貸し出して、消防隊員らに操作性などを検証してもらう。検証を踏まえ、本年度中の試験配備を目指す。

 新型ロボットの名称は「Quince(クインス)」で長さ約66センチ、幅約48センチ、高さ約23センチで重さは約26キロ。

 グループが以前開発した「Kenaf(ケナフ)」は昨年、ロボットの性能を競う国際大会で、レスキューロボット運動性能部門などで優勝した。クインスはケナフの後継機で、グループは「世界一の性能を持つだろう」と話している。

 ケナフよりも走行性能を高め、より厳しい障害を乗り越えられるほか、人が早足で歩く程度の速度が出る。階段などをセンサーで感知し、走行用ベルトの足を自動的に伸縮させ、傾き45度ほどの障害も上れる。

 どんな災害現場にも入れるように、ケナフにはなかった防じん・防水機能を備えた。耐久性も向上させ、2メートルの高さから落としたときの衝撃にも耐えられるという。

 3次元スキャナーを搭載して現場の様子を立体的に表示したり、腕を付けてドアの開閉を行ったりもできる。危険物質の漏えいが想定される工場や化学薬品によるテロ現場などで、現場状況などを消防隊員らに代わって調査する役割が期待されている。

 研究機構会長を務める東北大大学院情報科学研究科の田所諭教授(ロボット工学)は「災害現場などで、人間が防護服などを着て中に入っても時間に限りがある。中の状況が事前に分かれば、効率的な救助が可能になる」と話している。


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