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各種イノベーション・新発明・新技術など
411
:
とはずがたり
:2016/12/31(土) 20:19:58
>>410-411
最新の動向では、ヤマハ発動機が2016年10月に発表した統合制御型ロボットシステム「Advanced Robotics Automation Platform」が面白い。これは、ワーク搬送も含む、ハンドリングや画像認識、周辺機器制御といった自動化システム全体を、たった1台のコントローラで包括的に協調、同期制御を可能にしたものだ。複数のロボット製品をコントローラ1つで統合制御できるので、高度化する自動化生産ラインの設計も簡素化し、しかも低コスト且つ短期間で構築できる。スペース効率の向上にも貢献するうえ、昨今話題のモノのインターネット・IoTとの親和性も高いというから、将来性もある。
ヤマハ発動機は、これまでにも産業ロボット本体のみならず、画像処理システムや搬送リニアコンベアモジュールに至るまで、産業ロボット周辺をトータルに幅広くラインアップしている。「Advanced Robotics Automation Platform」はいわば、これまでの経験で培った集大成ともいえるものだ。
さらにヤマハ発動機は「Advanced Robotics Automation Platform」対応の新製品として、拡張性に優れ、スペース・コスト・セットアップ工数を大幅に削減し、システムの核となる 統合コントローラ「YHX」シリーズをはじめ、スペース効率、搬送精度、加減速性能向上を実現するリニアコンベアモジュール「LCM-X」、単軸ロボットの新シリーズ発売 ACサーボモータ仕様「GX」シリーズとステッピングモータ仕様「YLE」シリーズ、スカラロボット「YKX」シリーズ、ロボットカメラ「YFAEYE (ワイ)」などを続々と発表。拡大する産業用ロボット市場に万全の構えを見せている。
ヤマハ発動機の他にも、生産台数で世界シェア1位を誇る安川電機は、2013年に中国で日本の産業用ロボットメーカーとしては初の産業用ロボット専用の工場を開設したり、半導体向けクリーン産業用ロボットで40年以上の実績をもつ川崎重工業も、自動車分野以外でもシェアを伸ばしており、日本メーカーの世界的な活躍が目覚ましい。
とくに、中国では産業用ロボットの需要が急速に拡大しており、巨大なマーケットが形成されようとしている。とはいえ、中国メーカーも台頭しており、日本メーカーとの競争が激しくなりつつある。このまま、日本メーカーが産業用ロボット市場での世界シェア1位を維持し続けられるか、2017年が大きな正念場となりそうだ。(編集担当:藤原伊織)
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