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各種イノベーション・新発明・新技術など
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:
とはずがたり
:2016/02/15(月) 12:45:11
>技術の遅れが問題なのではない。機械学習の基礎となっているのは統計の理論である。統計だけで物事を当てようとなれば、必要なのは何を差し置いてもデータである。データが集まらなければ、コンピューターがどれほど早かろうが、並列計算の理論が発達しようが、いかんともしがたい。ところが、日本はビッグデータが極めて集まりにくい国なのである。
>データというのはただやみくもに集めるだけでは、どうしてもゴミが混じる。ゴミが混じれば、機械の精度は下がる。機械は、有用なデータとゴミデータを見分けることができず、どちらも同じように学習してしまうからである。
>どうするか。中国はなんと人海戦術を使って、悪いデータをピッキングして取り除くなどの前処理をすることによって、一段と精度を上げたのである。いまや、人工知能の一級の国際会議にもっとも論文を通しているのはアメリカではない。中国なのだ。
>マーケット至上主義のアメリカ。そして、政府が号令をかければ好きなだけデータを集められ、人海戦術でそれをクリーニングできる中国。振り返れば、日本はスマートメーターの情報共有すら遅々として進まないお寒い状況である。
中国の人工知能研究が日本を一気に抜き去った理由
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20151016-OYT8T50057.html
国立情報学研究所教授 新井紀子
2015年10月20日 05時20分
コンピューターで人間の頭脳を代替する人工知能(AI)の研究競争が世界で 熾烈 しれつ さを増してきた。中でも中国の伸長が著しく、AIで東京大学合格をめざす日本のプロジェクトを模倣した中国版「難関大学突破プロジェクト」も始まった。産業応用を狙うと言い、技術交流を日本側に持ちかけてきた。中国側の狙いはどこにあるのか。日本側のプロジェクト・ディレクターである新井紀子・国立情報学研究所(NII)教授に寄稿してもらった。
正直想定外だった中国の参入
1980年代初頭に茨城県つくば市を訪れたことがある。研究機関らしい巨大なビルが点在する広大な空き地の上を、建設作業車が土埃ぼこりを上げて雑草をなぎ倒して行く。あの頃のつくば市によく似ている。それが私の中国・合肥の第一印象である。
私は2015年7月、合肥にある「iFLYTEK」(アイフライテック;科大迅飛)という新興IT企業で開催される“中国版「ロボットは東大に入れるか」”のキックオフミーティングで基調講演を務めるため、改修されたばかりの合肥駅に降り立った。
合肥へは上海から“中国版新幹線”で約3時間。今回通訳を務めてくれたiFLYTEKの系列企業の中国人社長は、日本で起こった新幹線内焼身自殺事故のことに触れながら、「中国の新幹線は、日本の新幹線より速いし安全」と強調した。ただし、合肥に到着したのは、予定より1時間半遅れの夜8時をだいぶ過ぎたころだった。
私が大学入試をベンチマークとした人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」(通称:東ロボ)を立ち上げたのは2011年の春のことである。当時、コンピューター将棋のプロジェクトはあったが、言葉を理解し問題解決を図る人工知能の大型プロジェクトは、日本にはなかった。
人工知能が新聞の科学欄に取り上げられることさえ滅多めったになかったのである。当初、「国立情報学研究所はドラえもんを目指しているのか?」と冗談半分に語られることも多かったが、2013年に大手予備校の模試を受験し、日本の大学の約半数に「合格可能性80%」と判定された頃から、だいぶ風向きが変わった。今や、人工知能に関連する記事を新聞や雑誌に見ない日のほうが珍しい。
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