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各種イノベーション・新発明・新技術など
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:
とはずがたり
:2015/09/23(水) 07:32:53
>日本では不思議なほど話題になっていないが、今年3月「森のノーベル賞」と呼ばれるスウェーデンのマルクス・ヴァレンベリ賞を、史上初めて3人の日本人が授賞した。日本どころかアジアでも初めての快挙だ。
>セルロースは、木質の重要な成分の一つである。この繊維が、場合によっては高さ100メートルの樹木を支え、屋久杉のように数千年も生き続ける素材だ。そして法隆寺のように1000年経っても強度を保つ。このセルロースを超極細のナノレベルまで分離すると、セルロースナノファイバーと、さらに小さなセルロースナノクリスタルとなる。
>すると鋼鉄の5倍の強さを持ち、比重は5分の1という軽量・高強度な機能を有するようになる。さらに低熱膨張性、生分解性、生体適合性、可食性など優れた特性を示す。また加工の仕方次第で透明なシートにもできるのだ。
>磯貝教授を中心とする3人のチームは、従来にない高効率でセルロースをナノファイバー化することを可能にしたのである。特定の酸化反応を使用したところ、幅3ナノメートルという均一なナノ材料を完全に分離できたのだが、それに要するエネルギーは従来の20分の1以下と劇的に低下させた。これは、産業化への大きな前進となるだろう。
“森のノーベル賞”に日本人のセルロースナノファイバー研究が授賞!
http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakaatsuo/20150406-00044567/
田中淳夫 | 森林ジャーナリスト
2015年4月6日 9時29分
日本では不思議なほど話題になっていないが、今年3月「森のノーベル賞」と呼ばれるスウェーデンのマルクス・ヴァレンベリ賞を、史上初めて3人の日本人が授賞した。日本どころかアジアでも初めての快挙だ。
この賞は、森林や木材科学における基礎研究や利用技術の研究開発を奨励するため1980年に誕生した。ノーベル賞と同じくスウェーデン国王から授与される栄誉ある賞なのだ。ヨーロッパ最大の製紙・木材販売会社のストラ・エンソ社が設立したマルクス・ヴァレンベリ財団がつくったもので、授賞した研究内容は、世界的に注目される。ちなみに賞金は、200万スウェーデン・クローナ(約3000万円)である。
さて今回の授賞者は、セルロースナノファイバー(CNF)の画期的な製造技術を開発した東京大学大学院農学生命科学研究科生物材料科学専攻の磯貝明教授、同じく齋藤継之准教授、並びに現在はフランス・グルノーブルの植物高分子研究所に所属している西山義春博士の3人である。
授賞したテーマは、「CNFのTEMPO触媒酸化に関する画期的な研究、および木材セルロースからナノフィブリル化セルロース(NFC)を高効率で調製する前処理方法として、この酸化を利用開発した業績」。
これを聞いても内容は理解できないかもしれない(正直、私もよくわからない)。しかし、その重要性はそれなりに理解しているつもりだ。
まずセルロースナノファイバーは、そこそこ知られているのではないか。政府の新成長戦略にも組み込まれて次世代の産業として大きく期待されているマテリアルなのだから。
最近は再生可能エネルギーの一つとしてバイオマス発電に注目が集まっているが、それはバイオマス(生物由来の有機物。主に木)を、燃やして熱を取り出し発電するというもの。しかしバイオマスの約4割を占める木材(の主要な成分であるセルロース)は、燃やすだけではもったいない代物なのである。
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