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各種イノベーション・新発明・新技術など

143とはずがたり:2012/05/21(月) 18:45:12
>>141-143
500の特許に引用
ネット事業に必須の技術

 いま、世界ではIT企業同士の「特許戦争」ともいうべき争いが繰り広げられている。

 アップルとサムスン電子は特許侵害訴訟を世界中で起こしているし、グーグルは昨年8月、約125億ドル(約1兆円)でモトローラ・モビリティを買収すると発表。その特許が狙いだったとみられている。フェイスブックに至っては、ヤフーに特許侵害で提訴されたため、IBMから特許を買収したもようだ。

 まさに世界は血みどろの争い。そうした中、日本企業の特許に対する意識は極めて希薄だ。このような状況に挑んだイーパーセルの狙いは、和解で得られる数千万円の特許ライセンス料ではない。

 北野譲治社長は「そもそも経営は安定しており、ライセンス料を得ても訴訟や弁護士の費用を差し引けばもうけはほとんどない。それよりも、自社の『知的資産』を積極的に活用するための経営戦略である」と言う。

 事実、その知的資産は世界に認められている。

 右下表は、特許専門の調査会社パテント・リザルトの調べで判明した、イーパーセルの特許が他企業の特許にどれだけ「引用」されたかを示す件数である(12年2月末時点)。


 引用された特許は「先行特許」と位置付けられ、引用件数が多ければ多いほど、認知度が高いといえる。

 マイクロソフト26件、IBM26件、マカフィー20件、LG電子12件、ヒューレット・パッカード9件……合計505件に上る引用件数から、世界の関心がいかに高いかがわかるであろう。

 ベンチャー故に金融資産が少ない分、訴訟などを通じてこうした知的資産を世界に認めさせることで、ブランド価値を高めていくというわけだ。

 イーパーセルは今後、訴訟対象を26社にまで広げていくつもりだ。

 北野社長は「日本にも世界に誇れる技術があることを知っていただきたい。近い将来、時価総額世界1位のアップルにも、わが社の特許技術を提供したい」と意気込んでいる。

 イーパーセルの投じた一石は、特許侵害訴訟という枠には収まらず、大きな波紋となって広がりそうである。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 小島健志)

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