したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

各種イノベーション・新発明・新技術など

131杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2012/03/19(月) 21:03:08
日本企業は21世紀型から20世紀型に退化?
http://japanese.china.org.cn/business/txt/2012-03/06/content_24816818.htm
発信時間: 2012-03-06 10:09:02

ソニーはかつてすべての人々が憧れる存在だった。経済学者ジム・コリンズの著書『ビジョナリーカンパニー(原題: "Built To Last")』の中では、アジアの企業として唯一、永続性のある「ビジョナリーカンパニー」に選ばれ、人々から「21世紀型企業」と称された。しかし、時代が真の21世紀を踏み出そうとする一方で、ソニーは皮肉にも「20世紀型企業」に退化しつつある。
ソニーと共に業績を下げている日本企業はみな、大手の電子企業である。2011年度末時点で、シャープの純損失は38億ドルになる見込み。これは同社が1912年に創立して以降最大の純損失である。シャープよりも深刻な状況にあるのはパナソニック。同社は輝かしい歴史を残してきたが、2011年度の純損失は102億ドルに上る見通しである。これは同社だけでなく、日本の全メーカーをみても史上最大の純損失である。
日系電子企業は海外市場で中国や台湾、韓国の企業に勝てなくなっている。それはコストの問題ではなく、日本企業がグローバル戦略を誤ったこと、技術を世界に拡散してしまったことなどに起因する。これらの原因により日本企業の海外戦略はとん挫してしまった。

当然ながら、日本のすべての産業が低迷したわけではない。建設機械、部品製造、精密機械、特殊材料、特殊化学品などの分野では、日本企業が依然トップシェアを誇っている。
ルネサスの車載マイコンは約50%の世界シェアを誇る。同社の工場は大震災により稼働停止に追い込まれ、それにより名古屋からデトロイトまで各地の自動車工場の生産が中断した。
また、ボーイング787の3分の1の部品が日本製である。東レが供給する炭素繊維により同機は一層省エネ化された。東レはソニーほど有名ではないが、日本を代表する競争力をもったメーカーである。
電子分野にも注目すべき点は多い。低迷してはいるものの、日本の電子企業はまだ世界最先端の技術を持っている。また、今回の失敗からも新時代を生き残る教訓を学べるに違いない。

※ ソニーの再出発

今年2月、ソニーは7年ぶりに携帯ゲーム機「PlayStation Vita」を欧米市場で発売した。
Vitaの発表は、世界560億ドルのテレビゲーム市場が過渡期に入ったまさにそのときに行われた。携帯電話からタブレットPC、そしてSNSと、世界の隅々にゲームが提供され、テレビゲームの地位は急下降した。このような状況はソニーや任天堂、マイクロソフトなど老舗企業に大きなプレッシャーを与えた。
ソニーにとって、一連の変化がもつ現実的意義はとても大きかった。ゲーム事業はソニーの年収の10%以上を占める。その中でも「PlayStation」はソニーが復活できるか否かを左右する重要なアイテムである。赤字が四年間続いていたときも、ソニーは「PlayStation3」の発売によって、業績を黒字に戻した。ただ、「PlayStation3」は5500万台以上の売り上げを記録したものの、マイクロソフトの「Xbox 360」には勝てなかった。
Vitaはマルチタッチパネルを使用している。しかし、インターネットの時代にマルチタッチパネルだけで生き残れるほど世間は甘くない。
ソニーは1946年に創立された電子企業である。今や日本やアジア企業の見本となっている。トランジスタラジオやトリニトロンテレビ、「Walkman」などを生み出し、ソニーは20世紀の流行とブームを巻き起こした。ピーク時の勢いは今のアップル社のようであった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板