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B級News Watch ためされる大地

946小説吉田学校読者:2010/05/24(月) 19:45:21
【神々の脱ダム 湯西川ダム】
街中で「なんでこんなところに神社あるの?」とかいう経験は誰しもお持ちかと思います。
昔の人はゲンキンで、神様については、ご利益がなければ放っておき、ご利益があればついてこさせる。神体移動は結構頻繁にあったそうです(以上司馬遼太郎の受け売り)。
ということで、これは必要に迫られての神体移動ではありますが、民衆伝承的伝統に則っているのでありまして、全然罰当たりではない。神様仏様も集会場所ができて喜んでいるでしょう。

30神仏 集団移転/湯西川ダム建設巡り
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001005230001

 2011年度内の供用をめざして建設の進む湯西川ダムにより、水没や移転を余儀なくされた日光市湯西川地区の四つの神社や山の神様など、地域の信仰対象だった合計30の神や仏が同地区西川の地に「集団移転」した。地区周辺を散策するコースも整備され、案内板や散策マップができあがった。多くの神仏が1カ所に整然と集った光景は、里の歴史を雄弁に物語る。25日には散策コースをたどり、ガイド付き(無料)のハイキングが行われる。23日、ダム工事現場では、定礎式が行われた。(服部肇)
 西川の地に集められた30神仏は、湯西川地区上野から一ツ石集落までの約7キロにあった。神社では、水没する一ツ石と赤石集落から高房神社と八幡大神が移り、西川集落からは春日神社と太神宮が新しい県道敷設のため移設された。このほか、上野集落の11地蔵と西川集落の9地蔵、三つの沢にあった山の神様、馬の守護神「勝善神」二つ、不動様が一堂に集まった。
 ダム工事着手以前は、上野から一ツ石にかけて約50世帯が居住していたが、そのうち20世帯が西川に移住した。それを機に、身近に信仰してきた神社などの移設先が検討され、新居住地の近くに落ち着いた。今春までに移設が終了、地元では「西川神社群」と名付けている。小高い丘に移された社の群れは、多くが屋根をかけられ、荘厳な景観をみせている。
 この景観を地域おこしに役立てようと、湯西川温泉流域活性化センター長の安西裕さん(56)が散策コースやマップを作った。集落のお年寄りから神社や地蔵の由来を聴き取るなどして調査を進め、成果を神仏ごとに設置した案内板に書き込んだ。案内板にはQRコードも付いており、携帯電話で読み取って詳細な説明を知ることができる。
 「実際に歩くことで、里が直面してきた歴史を肌で感じて欲しい。それが里のことを長く語り継いでいくことにつながる」と安西さんは話す。
 A3版二つ折りの散策マップは安西さんの手作り。散策コースの起点となる「道の駅・湯西川」(日光市西川)に置いた。散策コースは(1)移転神社を巡る「西川上野神社コース」(往復1キロ、約30分)(2)「五十里(いかり)湖畔散策コース」(周回約5キロ、約1時間50分)(3)「葛老山(かつ・ろう・やま)遊歩道コース」(往復約5・6キロ、約3時間)の三つがある。
 25日のガイド付き無料ハイキングは(1)と(2)のコースを合わせたもので、野岩鉄道が主催。同社が秋まで行う「沿線散歩」企画のひとつで、安西さんもガイドに加わる。午前9時半に道の駅・湯西川にある野岩鉄道「湯西川温泉駅」前を出発、午後1時50分に同駅前で解散予定。当日の参加も可能。問い合わせは野岩鉄道営業課(0288・77・2355)へ。


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