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B級News Watch ためされる大地

474とはずがたり:2007/10/29(月) 10:02:12
【ためされる大地 日本の職人技】

こうやって技能は失われていくんですなぁ。

ミニSLさようなら 工場閉鎖で維持できず
ttp://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/10/20071029t15009.htm

 仙台市太白区で28日開かれた「生出コミュニティまつり」で、手作りのミニ蒸気機関車(SL)の走行会があった。「デゴイチ」の愛称で親しまれたD51形のミニSLは、同市宮城野区福田町南1丁目の石川光生さん(60)と兄力夫さん(故人)が、鉄工場を営む傍ら製作した。工場の閉鎖などで維持管理が難しくなり、実はこれがラストラン。石川さんは「東北各地で多くの子どもを乗せた。この思い出は財産です」と感慨深げだった。

 ミニSL作りは、鉄道ファンで鉄工場を経営する父初生さん(故人)が、技術を生かして始めた。その影響で力夫さんも製作に魅了され、光生さんも精巧な作りに引き込まれていった。

 親子2代で作ったミニSLは計11台。すべて手作りで完成までそれぞれ7、8年を要した。大きさは実物の約10分の1で石炭を燃料に人を乗せて走行できる。そのため、東北各地のイベントに招かれ、人気を集めた。

 しかし、2月に力夫さんが他界。さらに9月には経営悪化で工場を閉鎖。機具が使えなくなったため、ミニSLの製作、維持ができなくなった。

 最後の走行となったこの日は、D51のミニSLを約60メートルの線路で走らせた。汽笛を鳴らし、白い蒸気を上げて走るミニSLの雄姿に、乗車した子どもたちは「すごい」「楽しい」を連発していた。

 そんな光景を見守った光生さんは「今日は会場に兄の遺影を飾った。残念ではあるが、大勢の子どもたちに、父や兄とわたしが情熱を込めて作ったミニSLに乗って喜んでもらえて良かった」と話していた。

 現在、残っているミニSLは7台。今後、光生さんの手元にD51を残し、残りは鉄道愛好者に譲る考えだという。
2007年10月28日日曜日


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