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B級News Watch ためされる大地

346とはずがたり:2007/05/13(日) 13:22:02
【ためされる大地 藤沢】
活動してた人達の衝撃は察するに余りあるでしょうな・・。
陽気なためされるスレに陰気なニュース投下で失敬ですが,盆栽ネタとか文化財関係ニュースもここに集積し始めたようですし・・

旧モーガン邸ほぼ全焼 『守る会』肩落とす 何者か侵入、放火の可能性も
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20070513/CK2007051302015715.html
2007年5月13日

 藤沢市大鋸の洋館「旧モーガン邸」をほぼ焼き尽くした十二日早朝の不審火。同邸の保存に道筋をつけ、「国の文化財指定」と「一般公開」へ、新たなかじを切りだそうとしていた地元住民らの団体「旧モーガン邸を守る会」のメンバーらは、正門前に座り込み、がっくりと肩を落とした。 (加藤木信夫)

 旧モーガン邸を藤沢市と共同所有する財団法人「日本ナショナルトラスト」では、既に文化庁担当者に現地まで足を運んでもらい、その希少価値や保護の必要性を訴えていたという。「週明けには、国の文化財指定を受けるための、本格的な打ち合わせを始める予定でいた」とやるせない様子だ。

 「守る会」の徳重淳子会長も「ようやく保存が決まり、今度は修復して、みなさんに使ってもらおうとしていた。本当に残念」と天を仰ぐ。

 同市の山本捷雄市長は、午前八時前に現場へ駆けつけた。「守る会、ナショナルトラストの人たちが一生懸命に管理し、藤沢の文化として残そうとしていた。お金をかけて復元できるものではない。非常に残念」と唇をかむ。

 広大な同邸の敷地周辺には柵が設置されていた。火災防止のために電気を止めるなど、火の気もなかった。ただ柵は乗り越えられる高さで、あちこちにすき間もあり、人の出入りを止められる状況にはなかった。

 守る会世話人で、藤沢市の河野顕子市議は「一番恐れていた火災に見舞われてしまった。建築的に非常に価値があり、文化財にもいずれ、と思っていたのに…」と声を震わせた。
     ◇
 藤沢署などは十二日午後一時から約五時間にわたって現場検証をし、「人の侵入や放火の可能性がなきにしもあらずの状況だった」との調査結果を明らかにした。

 一番激しく燃えていたのは中央のリビング部分だったが、放火を疑わせるマッチやライター、油のまかれた跡などは確認されなかったという。

 また、裏のガラス窓が一カ所割れ、表側に面したリビングのかぎが一カ所施錠されていなかった。このため何者かが裏から邸内に侵入し、リビングから外へ出た可能性があるという。

<メモ>旧モーガン邸 米国人の建築家J・H・モーガン(1873−1937年)が31年に自宅として建築。亡くなるまでの6年間を、日本人の妻とともに過ごした。床の間、屋根瓦など日本建築の特徴を西洋館に採り入れた「和洋折衷型」として希少価値がある。モーガンの死後、邸宅の所有者は転々とし、90年代後半には取り壊す計画も浮上。地元住民らが「旧モーガン邸を守る会」を結成、保存運動を展開したのを受けて、2005年に藤沢市と文化財保全に取り組む財団法人「日本ナショナルトラスト」が約2億2000万円を拠出して、約7700平方メートルの敷地と建物を購入した。


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