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B級News Watch ためされる大地
320
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/27(金) 20:49:32
【ためされる大地 川崎】
現代にこそ求められる祭かもね。
かなまら祭り:奇祭復活、「外国人の共感」が助け舟−−川崎・金山神社 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20070427ddlk14040399000c.html
◇本質は「性を大切に」−−奇祭復活に批判噴出も、「外国人の共感」が助け舟
さびれた神社を変えたのは、先代宮司のひとことだった。「あの祭りを復活させたらどうだろう」。男性器をかたどった神輿(みこし)をかつぐ川崎・金山神社の“かなまら祭り”。江戸時代の奇祭は有志の手で31年前に復活したが、地元から「恥ずかしくないのか」と批判が噴出。窮地を救ったのは、思いもよらなかった異国の人たちだったという。奇祭復活の舞台裏を現宮司の中村紀美子さん(60)に聞いた。【山衛守剛】
「嫁いできたころは、ほとんど人が来なかった。正月三が日に配る限定100個のお守りが余るほどだったからね」
中村さんは1974年、川崎市川崎区にある若宮八幡宮の先代宮司、博彦さんと結婚。27歳だった。同八幡宮の約500メートル先に川崎大師があり、客足のほとんどが流れていた。どうすれば人を呼べるのか。博彦さんが言った。「金山様の祭りを復活させたらどうだろうか」
同八幡宮内の金山神社では、江戸時代に川崎宿に暮らした飯盛り女(遊女)たちが下半身の病よけなどを祈願して祭りを行い、タケノコを食べていたと伝えられている。
76年、夫妻は神社復興を懸けて、祭りを復活させた。タケノコを食べる代わりに、男性器をモチーフにした木彫りの神輿を手に境内を練り歩き、子孫繁栄などを祈った。中村さんは中学の保健教諭で、博彦さんは元獣医。「なぜ、性の問題にフタをしたり、隠したりするのか。性を受け入れることは、人間として自然なはず」という思いがあったという。
当時の参加者は夫妻を含めて7人。「恥ずかしくないのか」。氏子たちからたしなめられた。奇祭の復活に、地元は冷ややかだった。
しかし翌年、50〜60人の外国人が祭りを見物に訪れた。英語で書かれた外国人向けの観光案内でかなまら祭りのことが紹介されていた。「日本人は垣根の外からのぞいてましたね」と中村さん。フランス国営放送やイギリスのBBC放送でも取り上げられ、80年代中ごろになると日本人客も増え出した。HIV(エイズウイルス)感染が社会問題になると「エイズよけの祭り」としても知られるようになった。
博彦さんは99年秋に病気で他界。中村さんが宮司を継いで祭りを続け、今年も約2万人の見物客があった。さびれた神社を立て直す目的は達成した。ただ、中村さんには気になることがある。
「にぎわいばかりが先行して、祭りがただの空騒ぎにならないか心配。『性を大切にする』ということが祭りの本質ということも忘れないでほしい」
若年者のHIV感染が絶えない日本。性の話題を興味本意に取り上げる社会に、かなまら祭りは警鐘を鳴らし続ける。
毎日新聞 2007年4月27日
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