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B級News Watch ためされる大地

310小説吉田学校読者:2007/04/19(木) 22:35:53
【ためされる風習 エスカレーター左(右)寄せ】
東京駅の京葉線への歩く歩道はジグザグ歩行を余儀なくされる。これも東京駅のなせる業。
なお、私の高校時代の悪友のSという男。エスカレーターでは左右どっちも開けず真中立ち止まり型。曰く「動いてるものの上で動くのは危ない」。名古屋人的なのだろうか。

勝手に関西世界遺産 登録番号113 エスカレーターの右よせ
http://www.asahi.com/kansai/entertainment/kansaiisan/OSK200704120007.html

 東京と大阪では、エスカレーターの乗り方がちがう。東京の利用者はエスカレーターの左側にたち、右側をあけている。いそぐ人たちには、右側をとおさせようとする。これにたいし、大阪では右側にたって左側をあけるのが、ふつうである。こちらでは、左側がいそぐ人たちの通路となる。
 大阪のこういう習慣は、1970年の大阪万博でできたという説がある。その翌年に阪急の梅田駅が、「おいそぎの方は左側へ」とアナウンスした。それが最初だという話も、しばしば耳にする。いや、地下鉄御堂筋線では、もうすこし早くから定着していたという指摘もある。
 ざんねんながら、その起源はよくわかっていない。まあ、1970年前後にはじまったということか。ルーツが不明だという点は、しかし東京の場合も同じである。ここでも、左よせ右あけの源流はたどれていない。
 いずれにせよ、全国的な統一基準をもうけようとは、されてこなかった。国の交通関係当局が、その一律化へのりだした形跡はない。おかげで、たがいにあいいれない東京流と大阪流が併存することとなる。
 さて、私は京都の近郊にすんでいるが、こちらの事情はややこみいっている。東京流の左よせ右あけが、けっこう普及しだしているのである。
 たとえば、四条烏丸。その地下をとおる阪急の烏丸駅では、右よせ左あけが、わりあいにたもたれている。おおむね大阪流だと言ってよい。しかし、阪急と交差する京都市営地下鉄の四条駅は、左よせ右あけの東京流である。同じ四条烏丸なのに、阪急と地下鉄で、エスカレーターの乗り方がちがうのだ。
 京都は観光客の多い都市である。東京方面をふくめ、毎年数千万の人々がおとずれる。JR京都駅を中心にして、首都圏のスタイルが流入したのだろうか。だが、大阪を起点とする私鉄では、大阪流もふんばっている。四条烏丸あたりが、両者の拮抗(きっこう)しあう地点になっているのかもしれない。
 東京を中心とする関東圏は、左よせ右あけで統一されているようだ。こちらに、大阪流は浸透していない。しかし、関西圏の京都には東京流が、くいこみだしている。どうやら、関西の方が土俵際へおいこまれだしているらしい。文化遺産としての保存を、検討したくなってきた。
(文・井上章一<国際日本文化研究センター勤務> 写真・立花常雄)
○「元祖」梅田 100%でした
 まずは、阪急梅田駅。平日に1時間、観察してみた。会社員に家族連れ、中高生……。ピシーッと右よせが続く。確率なんと100%。
 「さすが元祖」。そう思って阪急電鉄に確認すると、意外にも「起源ははっきりしないんです」。エスカレーターと動く歩道を設置した年はわかっているものの、「おいそぎの方のため左側をおあけ下さい」というアナウンスを流す装置が同時に設置されたかは不明なのだという。
 一方のJR京都駅。構内のエスカレーターを3日連続ウオッチすると、7割近い確率で右よせ。関西ルールはある程度守られている、のかな?
 ただ、駅ビルでは事情が違っていた。立つ人の列が右と左で随時入れ替わる。管理会社は「観光客が多いため、自然とそういう姿になるようです」。「なぜ○○立ちなの」「おかしい」といった問い合わせも全国からあるという。それぞれの習慣になっているからこそ、違いを気にする人も多いみたい。
 梅田駅の例のアナウンスは、98年に姿を消した。静かな音環境を求める声が高まったからだそうだ。名古屋市営地下鉄などでは、事故防止のため、片側をあけず立ち止まって乗るよう啓発をすすめる。状況は右よせに厳しいよう。残ってほしいと願うのは、やっぱり関西人の魂ゆえなのだろうか。


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