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B級News Watch ためされる大地

297とはずがたり:2007/03/12(月) 16:57:20

【ためされる大地 白河】

白河だるま統一選でも“苦戦” 恨めしい自治体合併
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/03/20070312t63025.htm

 「選挙に強い」といわれる白河だるまが、4年に一度の統一地方選を前に、思わぬ「苦戦」を強いられている。本来は最大の書き入れ時のはずだが、市町村合併による議員定数の削減などが、売れ行き不振の原因とみられる。選挙を取り巻く環境の激変が、200年の伝統を誇る地場産業にも影響を及ぼしている。

 福島県白河市横町で「渡辺だるま店」を経営する渡辺半次郎さん(70)によると、「必勝」の金文字も勇ましく統一選に出陣する白河だるまは毎回、500個ほどを数えた。市町村議選で60センチ大(2万円)、県議選や市町村長選は90センチ大(5万8000円)が相場。同店ではその7割を製造し、全国に送り出してきた。

 4年前の今ごろは、県内外の陣営関係者が作業場に詰め掛け、だるまの塗料が乾くのを待っていた。「前回は店頭売りだけで200個は出たが、今回は小売店に卸す分を含めても100個ほどしか売れていない」と渡辺さん。販売数が大幅に減っている最大の原因は「自治体の合併」という。

 2003年の統一地方選では全国で3万2768人の首長と議員が誕生した。総務省のまとめ(2月1日現在)によると、今回改選されるのは首長268人と議員1万8022人で、前回に比べ約1万4000人(44%)減った。合併に伴う議員定数の削減に加え、合併に合わせて改選時期を変更し統一選から抜ける自治体も少なくないからだ。

 05年に周辺3村と合併した白河市の場合、現在の市議定数は合併特例で64人に膨らんでいるが、今回の統一選で特例が外れ、一気に30人に減る。だるまの活躍の場は地元でも確実に狭まっている。

 だるまと決別する陣営もある。共産党白河市委員会は「わが党の候補者は視覚障害者への配慮から片目のだるまを飾らない人が多い」と明かす。郡山市議選に立つ市民グループ系陣営は「験担ぎや神頼みではなく政策本位で戦いたいし、余計な出費も避けたい」と、だるまを使わない予定。

 「前回選挙で使っただるまの目に白い紙を張り、再利用する人もいる」(自民党福島県議)といい、陣営サイドでも逆風が吹く。渡辺さんは「だるまは選挙事務所のチアリーダーだったが…。だるま屋にとって厳しい時代になった」と話している。


2007年03月11日日曜日


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