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B級News Watch ためされる大地

28小説吉田学校読者:2006/09/10(日) 21:13:10
>>26
私も田舎出身なのでよく分かりますけれども、田舎のソレとは明らかに違います。
田舎の場合、「助け」の側面も大きいです。「うちの畑でナス取れたから、ちょっと食べて〜」「ええ、悪いわあ、じゃあ、1つだけ」「そんなこと言わんで、好きなだけ食べていいって」「ええ、悪いわあ」という感じです。
都会の場合、「咎め」だけでしょう。些細な不道徳や不始末を声高に必要以上に咎める。
都会だと、隣近所、お互いの顔を知らない。賃貸マンション、アパートなんかしょっちゅう人が入れ替わる。助ける必要はない。咎める必要もないのだが、最近、それをいいことに不道徳な奴が増えてきた。それに警察や役所筋からも「防犯パトロール」とか「自警団」とか頼まれる。そういえば、私の子供は犯罪に遭わないかしら。主婦や高齢者はそんな気持ちでこういう活動に参加する。おまけにこの世代、小悪を非常に憎む傾向がある。だから小悪は見逃せない。でも、互いの顔は知らない。
するとどうなるか。必要以上に顔も知らない者を咎めて、それっきりの風潮であります。顔も知らないから安心だ。
私が揚げた事件、間違いなく、加害者も被害者も双方顔も知らない。被害者のほうは「昼間からブラブラしてる怪しいおじさん」くらいの認識しかなかったんじゃないか。加害者のほうも「俺のこと、誰も知らない」と思っていたんじゃないか。

私、前も「一億総国防婦人会」という言葉を書きました。この言葉を書くとき、本当は「一億総隣組」と書きたかったのですが、隣組は助け合いの性格もありました。でも、最近の風潮、「助け」の精神はない。互助なんてとんでもない。そう思って、「総国防婦人会」と書いたわけであります。素行への注意はさながら防諜であります。


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