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B級News Watch ためされる大地

231小説吉田学校読者:2007/01/22(月) 21:12:45
【うつくしま ふくしま】
福島補選の動きを探ろうと福島民報のサイトを開いたが、何だこの社説は?度胸一発。

胸を張ろう、いわきの食文化
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20061222/ronsetu.html

 「アンコウ鍋」を堪能できる季節。カニかご漁も解禁となり、ベニズワイガニの水揚げが盛んだ。食通にとって、冬のいわきは見逃せないスポットとなっている。四季を通じ、海と山の幸に恵まれたいわき市だが、今年「食」を通じてその魅力を再認識しようという動きも出てきた。既存の食文化と合わせ新たな売り込み戦略がスタートすることを期待したい。
 今秋、いわき経済同友会が新しい土産品の発掘を狙ってコンクールを実施し、常磐炭鉱の石炭をイメージした洋菓子、いわき産の天然塩を使ったチョコレートなどが発表され、一部は商品化された。遠野産業振興事業協同組合は、首都圏で人気の高級自然薯(じねんじょ)「山の神」を使い焼酎3000本を製造、話題を集めた。市内の食品メーカーも地元産の食材を使ったハム、ソーセージなどを開発し、市場開拓に乗り出している。
 いわき市は、1年を通じてウニ、アワビ、カツオ、サンマ、そしてアンコウ、カニ、ほかにも地場物の魚介類が水揚げされ、旬の味を楽しむことができる。小名浜港のいわき・ら・ら・ミュウは食事と海産物を求める観光客が年間200万人も訪れる。黙っていても人が集まる恵まれた環境にあるといえよう。
 いわき市観光物産協会が出しているパンフレット「厳選いわきの味 フーズギフトガイド」には、名産のやなぎがれい干し、日本一の生産量を誇る包装かまぼこなどの水産加工物のほか、漬物、みそ・しょうゆ、自然薯、古代米(黒米、赤米)、じゃんがらをはじめとした銘菓が紹介されている。魚だけでなく魅力ある商品、先人たちが作り、育ててきた「いわきの味」がいかにバラエティーに富んだものかが分かる。こんにゃく、そばも捨て難い。「いわきには何でもあるが、これといった物がない」という声を聞くが、素晴らしい食文化があることを、あらためてかみしめたいものである。
 いわきで戻りガツオ、アンコウ鍋を味わった人は、そのとりこになるといわれる。特にアンコウ鍋は12月から翌年2月ごろまで、提供する店が独自の工夫を凝らして「おいしいいわき」をアピールしている。しかし、お隣の茨城県が冬のアンコウ鍋で首都圏中心に強力なPR戦略を展開しているのと比べ、見劣りすることは否めない。肝入りみそダレで「どぶ汁」仕立てと称されるアンコウ鍋は、胸を張れる食文化の代表。大いに全国に売り込みたい。
 映画「フラガール」効果でいわきへの注目が増した今、受け入れ態勢を整えることも課題となろう。鍵となるのはホスピタリティー(おもてなしの心)だ。今年、全国で2店「はとバス感謝大賞」を受けた小名浜のかっぽう一平は夏のウニ、冬のアンコウ鍋で食事の内容、サービス、接客マナーが素晴らしい、との評価を得た。こうした地道な努力が全市的なレベルアップにつながれば、いわき市の持つ食文化が観光誘客の強力な武器になると信じる。
 いろいろな分野で手応えと将来への展望を感じた今年。自然、各種施設と同時に、食が郷土の誇りにつながり、自信を持って内外に発信できる2007年であってほしいと願っている。


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