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B級News Watch ためされる大地

1047チバQ:2012/02/06(月) 21:26:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120206/amr12020609000001-n1.htm
“貧民街回避”アプリで身を守る? 差別的と物議
2012.2.6 09:00 (1/2ページ)

GPSアプリで悪天候も悪路も犯罪者も回避できる?=1月21日、米ニューヨーク近郊のジャージーシティー(ロイター)
 米マイクロソフトが「安全でない地区」を避けて通れるよう歩行者を誘導する衛星利用測位システム(GPS)を使った高機能携帯電話(スマートフォン)の応用ソフト(アプリ)を開発。「ゲットー(貧民街)回避」アプリと通称され、差別的だと物議を醸している。スマホのGPSアプリを重宝している人は少なくない。きょうのテーマは「アプリは身を守る?」とした。

 このアプリの名称は「ペデストリアン(歩行者)・ルート・プロダクション」で、マイクロソフトは「ゲットー」の言葉はどこにも使っていない。なのに、この方が分かりやすいと「ゲットー回避」アプリと通称されるところに、そもそも問題がありそうだ。

 目的地への経路を、近さや便利さだけで選ぶのではなく、犯罪発生率や人口統計、天気予報などのデータに基づき、治安の悪い場所、悪天候、悪路を避ける形で示す。初めて訪れる場所でも、安心して歩けるというものだ。

 米公共ラジオ(NPR)によると、このアプリを差別的だとする批判が上がっている。ニューヨーク市立ハンター大学のサラ・チン教授は「米国の白人中産階級の理解するところでは、安全でない地区とはすなわち、貧しい地区、白人以外の人種が住まう地区のことだ」と指摘した。アプリ自体よりも、アプリが偏見を想起させることを批判しているのだ。

 こうした声に対し、業界関係者は「ペデストリアン〜」は、新たな情報が加えられたGPSアプリの進化形の一つであると反論している。

大雪で立ち往生したら


 AP通信は、同じく身を守るGPSアプリとして、ノースダコタ大学のスタッフが開発した「ウインター・サバイバル・キット」を紹介している。カナダと国境を接するノースダコタ州はこの時期、大雪に見舞われることが多く、車を運転していて立ち往生することがある。「ウインター〜」のアプリを立ち上げ、赤いボタンを押すと、GPSで把握した車の正確な位置とともにSOSが発信され、同時に運転者の取るべき行動が示される。

 開発したスタッフは「文字通り命を救うアプリ」と胸を張る。無料で最初の週に1万2000のダウンロードがあったが、このところ幸い、激しい降雪がないという。

 ニューヨーク・タイムズはニューヨーク市内で利用できる「ここに駐車してもいい?」アプリについて伝えている。路上での駐車の可否を示すニューヨーク市の交通標識は、「何時から何時まで」や「土曜を除く」などの表示があって、よいのか悪いのかにわかには分からない。このアプリで標識を撮影すると、アプリが可否を回答。時間制で有料となる場合はタイマーのセットもできる。標識の画像から可否を判断しているのではなく、標識が撮影できるようスマホを構えた位置から、どの路上かを割り出して判断しているのだという。

 

去年、問題になったのは…


 NPRはマイクロソフトの「ペデストリアン〜」への批判を伝える記事の中で、これまでに問題になったアプリの例を紹介している。

 警察の飲酒運転の検問があると警告する複数のアプリがあり、2011年3月、米上院議員らが停止を求めた。トラックにいかにたくさんの米国への移民希望者を乗せ、悪路をついて国境を越えることができるかを競うゲーム・アプリは11年4月、禁止となった。反イスラエルの情報を集める「第3次インティファーダ」はイスラエル政府の要請で11年6月に禁じられた。

(SANKEI EXPRESS 編集委員 内畠嗣雅)


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