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B級News Watch ためされる大地
1016
:
チバQ
:2011/03/04(金) 23:12:33
http://www.minpo.jp/pub/topics/gousetu/2011/02/post_1.html
2011冬会津ルポ「豪雪と闘う」
(上) 高齢者雪かき命懸け ため息...毎日作業 捨て場なく除雪中止も
2011年2月 5日
雪に覆われる昭和村の大芦地区の集落。昨年末から続く大雪は住民生活に深刻な影響を与えている 記録的な大雪が会津地方を直撃している。住民は毎日雪かきに追われ、生活に、さまざまな支障が出ている。特に過疎・高齢化が著しい中山間地では一人暮らしのお年寄りらの不便で不安な暮らしが続く。行政やボランティアは懸命に支援するが、自然の猛威の前で、支援の手が行き届かないのが実態だ。現地で雪と闘う人々の姿を追った。(豪雪取材班)
立春の4日、豪雪に見舞われた会津地方に晴れ間が広がった。金山町の山間部、沼沢の五十島冨夫さん(77)は妻エリ子さん(76)と自宅の雪かきに汗を流した。雪の重みが痛めた腰にずんと響く。「青空が続いてくれればいいが。週明けから、また雪の予報が出ている」と顔を曇らせた。
4日現在、同町によると、山間部の積雪は250センチ。ここ3日間、雪がやみ、雪かきは進んだが、降ればまた、一からやり直しだ。
気温が上がると、雪国仕様の急傾斜の屋根から、大量の雪が解け落ちる。3日には、雪かき中に屋根からの雪で転びそうになった。「命懸けだよ。除雪中に亡くなった人のニュースを見たが、他人ごととは思えない」。腰のコルセットに手を当て、ため息をついた。
三島町名入の小柴八千代さん(85)は昨秋、夫を亡くした。一人で迎える初めての冬、大雪が襲ってきた。雪かきが十分にできず、窓は雪に埋まり、居間は昼でも暗い。2日、雪かきをしてもらい、1カ月ぶりに日が差し込んだ。「暗い部屋は嫌い。早く春が来てほしい」
「危ないから正月は来なくていいよ」。昨年末、昭和村大芦の五十嵐ハルイさん(81)は東京から帰省する予定の長男(59)に電話した。正月は恒例で一緒に過ごしているが、各地で相次ぐ車の立ち往生を知り、心配で断った。一人だけの正月。自慢のお節料理は、作らなかった。
西会津町野沢で一人暮らしの武藤伝英さん(86)は、1週間ほど前、業者に屋根の除雪を依頼したが、作業は途中で止まった。大量の雪で、雪を捨てる流雪溝が埋まってしまった。「こんな冬は初めて」と、屋根に半分残った雪を心配そうに見上げた。
会津地方の三人に一人は65歳以上。雪かきの負担が重くのしかかる。三島、金山、昭和、西会津など各町村で、民間や福祉団体の除雪ボランティアが、懸命の作業を進めるが、雪の多さに追い付かない。雪の猛威は、高齢者の生活に暗い影を落としている。
※ 会津の大雪 会津若松市では12月26日に観測史上最高の115センチの積雪を記録。福島地方気象台によると、4日現在、只見町の積雪は232センチ。昨年同時期の157センチを大きく上回っている。金山町では179センチ、西会津町では114センチ積もっている。西会津と猪苗代、磐梯の3町で除雪中などに高齢者らが死亡している。
※高齢化率 昨年9月1日現在の県内の高齢化率は24・9%で、全国平均の23・1%を1・8ポイント上回った。最も高いのは金山町で55・7%。次いで昭和村(55・5%)、三島町(47・8%)、西会津町(41・4%)、只見町(同)と続き、会津地方が高い傾向にある。
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