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B級News Watch ためされる大地

1013チバQ:2011/02/02(水) 01:29:56
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20110201/CK2011020102000122.html
雪の壁、半日以上立ち往生 本紙記者ルポ
2011年2月1日

互いに声を掛け合うドライバーたち。駆け付けたパトカーも雪に埋もれている=敦賀市葉原の北陸自動車道下り線で


 大雪に見舞われた31日未明、敦賀市の山間地にある北陸自動車道・葉原トンネル付近で立ち往生した。燃料は半分を切り、食料は全くない。「いつになったら動くのか」。刻一刻と厚みを増す雪の壁に、不安は次第に大きくなり、ひたすら救援を待った。だが、31日午後6時を過ぎても依然、車は動かないままだ。

 30日、名岐駅伝の取材で名古屋へ出張。仕事を終え、その夜にJR米原駅から普通列車に乗ったが、31日午前0時すぎにJR敦賀駅で停車し、身動きが取れなくなった。偶然、福井へ帰る知人と出会い、その車に乗せてもらい、まだ機能していた北陸自動車道にのぞみを託し、敦賀インターチェンジへ入った。

 午前1時すぎ、車の流れが止まった。前には2キロ以上の車の列。勢いを増して立ちはだかる雪が、車の自由を奪った。真っ先に出た問題はトイレ。ひたすら続く山道で、周りには建物が一つもない。困っていると、大型車を運転していた若い男性2人が「困った時は助け合いや」と、他の車からシートやプラスチック板を集め、簡易トイレを作ってくれた。囲っただけのスペースだけど、全く寒くなかった。

 燃料を心配し、夜はエンジンを切って過ごした。突き刺すような寒さで、何度も目が覚めた。車は依然、進まない。箱詰めになった車から立ち込める排ガスが目に染みる。

 午後3時、中日本高速道路から初めて救援物資が届いた。かやくご飯のおにぎり1個とお茶。久々の食事は胃に染みた。夕刻、他のドライバーからトラブルが出始めた。「燃料がほとんどなくなった」「体調を崩した人がいる」。それぞれの助け合いで乗り切るしか手はない。今のところ、車が動きだす気配はない。 (福井支社報道部・増田紗苗)


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