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Tohazugatali Book Review

83小説吉田学校読者:2007/08/05(日) 07:48:37
千葉県立中央図書館前の名物児童書店の話題。
土地柄、教員の来訪者が多いと聞きますが、こういう小さい専門店は大事にしたい。
あと、どこでもいいから、千葉にミステリ専門書店を建ててくれ。

児童書愛して30年 専門店「会留府」
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000708030003

 自分が納得できる本を子どもたちに届けたい。そんな思いで児童書専門店「会留府(えるふ)」(千葉市中央区)を続けて30年になる。本の売れ行きが落ちて店をたたむ仲間もいる中、「意地っぱりだから続けてきてこられた」と店主の阿部裕子さん。有志たちによる「祝う会」が9月29日、県文化会館で開かれ、詩人の谷川俊太郎さんが詩を朗読する。(丸山ひかり)
 店の名前は「指輪物語」に登場する「エルフ族」が由来。昨年12月、30周年を迎えた。県立中央図書館の向かいにある小さな店内には、絵本や文庫本など約4千冊が所狭しと並ぶ。
 本は阿部さん自身が問屋に足を運んで選ぶ。児童書にも流行があるが、「もりのなか」などのロングセラーを欠かさず並べる。読書会を続け、ブログなどを通じた情報発信も欠かさない。
 自宅の一室で始め、最初は稲毛区に店を構えた。当時は近所の子どもが立ち読みをしていったが、最近はそんな光景は見かけなくなった。
 阿部さんは「今の子どもは勉強や他の娯楽で忙しいこともあるのでしょう。でも、子どもたちが読書嫌いになったとは思いません」と話す。
 学校や公立図書館の予算が削られていることに危機感を募らせる。
 「大人には子どもたちのために読書環境を整えてあげる責務があるのに、できていません」
 これまで「客と直接触れ合いたい。自分が読んで欲しいと思う、その人にあった本を届けたい」と店を守ってきたが、店をやめたいと考えたこともあったという。
 本が売れずに経費がかさみ、経営は楽ではない。二人三脚で経営してきた夫が04年に交通事故で亡くなった。「もう無理」とくじけそうになったが、「自分を支えるのはこの仕事。もう少し考えよう」と思い直した。
 自分が読むのが好きだから、児童書にこだわってきた。「子どもたちにとって、自分のために親や先生が本を読んでくれて一緒に楽しい経験をしたという思い出は、成長する上で大きな支えにもなる」と話す。
 そんな阿部さんの歩みを祝おうと、自宅を開放して地域の子どもに本を貸し出したり、読み聞かせをしたりする文庫活動を続ける有志たちが「祝う会」を企画した。
 石倉雅子さんは「私たちにとって、会留府は励みになる存在。本を選ぶ時にもお世話になってきた」という。


 「子どもと一緒に楽しめるものを」と、谷川俊太郎さんには、店の節目ごとに朗読を依頼してきた。今回は作曲家の林光さんがピアノを弾く。9月29日、県文化会館小ホールで午後1時半〜3時半。チケットは中学生以上2950円で、小学生以下2千円。定員は約220人。問い合わせは祝う会(043・274・0187)まで。


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