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Tohazugatali Book Review

60とはずがたり:2007/02/27(火) 21:18:51

岩井克人が何年か前に朝日新聞の夕刊の文化欄の思潮21に書いたエッセイの紙切れが出てきた。
ジェーン・オースティンの書いた『高慢と偏見』に就いて書いてあるのであるが(この小説は大学1回生の時クラス指定の英語の授業で読まされて全く訳が判らずなんとつまらない本かと思った),この本は全ての財が商品として売られなければならない資本主義の論理に対して,ただ売れればよいというものではないという資本主義の倫理を語ったが故に傑作であると指摘。財産を持った独身の男に求婚されなければならない女性を消費者に買われなければならない財貨の隠喩として読み解いているのである。柳沢もこれくらい洒落た発言すれば批判も浴びなかったであろうに。。


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