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Tohazugatali Book Review
59
:
小説吉田学校読者
:2007/02/14(水) 22:59:58
ぬおお、読まずに死ねるか〜〜〜
「夫婦善哉」続編発見、原稿用紙99枚…舞台は別府へ
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20070214i306.htm
大阪の庶民の暮らしを描いた無頼派作家、織田作之助(1913〜47年)の代表作「夫婦善哉(めおとぜんざい)」の続編が、鹿児島県薩摩川内市内で発見された。
後日談となる続編の舞台は、大阪から九州・別府へ。関門海峡を越えても、しっかり者の女房が駄目夫を支える“浪速の夫婦愛”は健在で、ホロリとさせる佳品に仕上がっている。
「夫婦善哉」は、1940年、改造社の雑誌「文芸」に掲載された作之助の出世作。大阪・曽根崎新地の芸者だった蝶子が、若旦那(だんな)の柳吉と駆け落ちして結婚。剃刀(かみそり)屋や果物屋、カフェなど職を転々としながら、甲斐性(かいしょう)なしの夫を妻が支える姿を、当時の庶民情緒とともにしみじみと描いた。最後に夫婦が法善寺境内でぜんざいを食べる場面は有名。新潮文庫で版を重ね、55年には森繁久彌さん、淡島千景さん主演で映画化もされた。演劇や文楽などでは現在でも人気の演目。
戦前に隆盛を誇った出版社「改造社」を創業した山本家が99年、大量の生原稿を出身地の鹿児島県川内市(現・薩摩川内市)へ寄贈。紅野敏郎・早稲田大学名誉教授らの研究グループが内容を調査し、存在が分かった。現在は同市の川内まごころ文学館に収蔵されている。
続編は200字詰め原稿用紙99枚で、題は「続 夫婦善哉」。柳吉が小倉の競馬場で稼いだ金などを元手に、夫婦は大阪から別府へ移住。温泉客を狙い剃刀店「大阪屋」を開き、繁盛する。しかし戦争による金属品統制で商品が仕入れられなくなり、商売替えを決意。大阪へ船で行く途中、船員に夫婦円満を冷やかされた蝶子が、〈なに言うたはりまんねん。いつも喧嘩(けんか)ばかししてまんねんで。しかし、(略)やっぱり午(うま)が合うんでっしゃろな>と照れる場面で終わる。
改造社では本編に続いて続編も掲載する予定だったが、金属統制などの記述が検閲に触れるのを恐れて見送ったらしい。大阪府立中之島図書館の織田文庫には「続夫婦善哉」の題名と冒頭が書かれた草稿1枚があるが、作品全体の本文は確認されていなかった。
調査に参加した日高昭二・神奈川大学教授(日本近代文学)は「何よりも、大阪文学を代表する『夫婦善哉』の続編が九州を舞台にしたことに驚いた」と語る。
作品は雄松堂出版から今秋、翻刻出版される。
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