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Tohazugatali Book Review
542
:
とはずがたり
:2020/07/25(土) 00:44:20
「21世紀版『歴史とは何か』(E・H・カー)」なる本が出版されていたので読んでみた
73
https://note.com/honnoinosisi555/n/ncca934efa26a
本ノ猪
2019/10/29 20:21 フォローする
「"歴史学"の入門書でお薦めの本はありますか?」
後輩さんからこのような質問を投げかけられるたびに、私は「少し分かりにくい所もあるだろうけど……」と注意書きを付せて、E・H・カーの『歴史とは何か』(清水幾太郎訳、岩波新書、1962年)を薦めてきた。
なぜこの本を薦めるのかといえば、理由は単純で、私が幾人もの教授、講師、先輩方に「読むべし!」と薦められてきたからである。内容的な面を考えれば、「歴史」(及び歴史学)の入門書としては、事前に抑えておかなければならない基礎知識が多すぎるため、まだ大学で学び始めたばかりの後輩さんには積極的に薦めることができないでいた。
「『歴史とは何か』の代わりとなる歴史学の入門書はないかなー」
私は本屋に足を運ぶたびに、上記の悩みを頭の片隅に留めながら、棚に並ぶ本を眺めていた。
すると先日、ある本の帯に面白い一文を見出し、「おお!」と思わず手に取った。
その一文とは、
「欧米の歴史学界を牽引してきた著者による、『歴史とは何か』(E・H・カー)の21世紀版。」
である。
帯が巻かれた本のタイトルは、『なぜ歴史を学ぶのか』。出版元は、『歴史とは何か』と同じ「岩波書店」である。
「岩波書店が「21世紀版」として売り出しているのか。なるほど」と頷きながら、次に著者のリン・ハントの略歴を確認する。
「1945年生まれ、カリフォルニア大学ロサンゼルス校名誉教授。著書に『人権を創造する』(松浦義弘訳、岩波書店)、『フランス革命の政治文化』(松浦訳)、『フランス革命と家族ロマンス』(西川長夫ほか訳、以上、平凡社)、『グローバル時代の歴史学』(長谷川貴彦訳)、編著に『文化の新しい歴史学』(筒井清忠訳、以上、岩波書店)など多数。」(以上、引用)
「……この本、期待できるかもしれない」
私は二三分のうちに購入を決意し、会計場へ。
期待を胸に膨らませながら、家路についた。
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