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Tohazugatali Book Review
440
:
とはずがたり
:2017/04/05(水) 22:19:10
TSUTAYAが不振出版社を買い続ける狙い 徳間書店の買収で目指すは書店の「ユニクロ」
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-166250.html
06:00東洋経済オンライン
「TSUTAYA」や「蔦屋書店」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が3月下旬、中堅出版社の徳間書店を買収した。2013年に業務・資本提携し、子会社を通じて議決権の約15%の株式を保有していたが、今回、比率を約97%へ引き上げた。買収は一面では債務超過に陥っていた徳間書店の救済だが、CCCの増田宗昭CEOの強い危機感に基づく攻めの一手という側面もある。
徳間書店はエンタメに強い老舗の出版社で、かつてはアニメ制作事業としてスタジオジブリを抱えていたことでも有名だ(ジブリは2005年に分離・独立)。だが近年は主力雑誌が苦戦している。
発行部数(2016年10?12月、日本雑誌協会のデータ)は、看板である男性向け娯楽誌の『週刊アサヒ芸能』が19万9850部(2011年10?12月比25%減)、モノ系月刊誌の『GoodsPress』が4万8727部(同57%減)、アニメ月刊誌の『アニメージュ』が4万6433部(同28%減)だった。
巨額赤字で債務超過に転落
業績も低調だ。特に2015年3月期は売上高約75億円に対し、最終赤字10億円を計上し、債務超過に転落した。
月刊誌2つを休刊し、返本率の抑制や役員報酬の削減などで業績と財務の改善を図っていたが、2015年夏には「一部の金融機関が債務者区分を変更した」という情報が業界に流れるなど信用不安が払拭できず、2017年3月期も債務超過を解消できなかった。
徳間書店は2000年代前半にも巨額債務を抱えて経営不振に陥っている。当時はメインバンクの三井住友銀行から迎えた松下武義社長の手で不採算部門のリストラが断行された。
だが徳間生え抜きの経営者にバトンタッチした後の2010年ごろからまた赤字を計上するようになっていた。「印刷会社など取引先は『徳間書店単独での存続は難しい。CCCは(約15%の)小規模出資から踏み込んで、本格的に救済する気があるのか』と注視していた」(金融関係者)という。
両社の間には浅からぬ縁がある。CCCは1990年代後半に衛星放送サービス・ディレクTVの日本展開に乗り出したが、その事業会社に出資していたのが徳間書店だった。
当時社長だった創業者の徳間康快氏(2000年に死去)は、既存の出版ビジネスの枠に飽き足らない大胆な試みをする経営者として知られており、同様に創業経営者である増田氏とは通じ合うところがあったようだ。
増田氏のCCCが資本業務提携から子会社化へと徳間書店への関与を深めた背景の一つには、ディレクTVという挑戦をともにしてくれた徳間氏への恩義を込め、救済したという側面もあるだろう。
だがそれを上回るのは、増田氏の強烈な危機感だ。
いまや書店最大手に
3月31日、東京都内のホテルで開かれたCCCの社員ミーティング。グループ傘下の多くの社員が一堂に会する恒例の年次会合の場で、増田氏は「SPA(製造小売業)をやらなければアマゾンには勝てない」と語ったという。
徳間書店の買収について具体的に言及しなかったものの、なぜ買収したのか、どう活用するのかという「増田氏の真意」はこの一言で明らかだ。
SPAとはユニクロのファーストリテイリングのように、小売業が川上の製造分野まで手がけ、オリジナル商品を開発する経営モデルだ。つまり増田氏はCCC系列の店舗で扱う商品・サービスを、自ら開発しようと考えているのだ。
徳間書店側も「自社から良質なコンテンツをCCCに提供し、出版やライツビジネスなどの事業を拡大する」(業務管理部)と東洋経済の取材に回答しており、今後はアニメなどエンタメ関連の雑誌・書籍や関連グッズを、グループ向けのオリジナル商材として開発するとみられる。
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