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Tohazugatali Book Review

289名無しさん:2015/08/23(日) 15:00:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150821-00000164-sph-soci
直木賞・東山彰良さん、贈呈式で感謝「誰かが見限っていたらこの場には立っていなかった」
スポーツ報知 8月21日(金)19時58分配信

 第153回芥川・直木賞(日本文学振興会主催)の贈呈式が21日、都内のホテルで行われ、「流」で直木賞を受賞した東山彰良さん(46)は「受賞後は、僕の作家人生で空前の忙しさ、充実した日々でした。この場を借りてお礼を申し上げたいです。僕はデビューして12年。商業的にはあまり売れない、パッとしない作家でした。(協力者の)誰かが見限っていたらこの場には立っていなかったと思います」とあいさつした。

 選考委員会では、満場一致で「流」が選ばれた。選考委員の一人、高村薫氏は、こう絶賛した。「それぞれ好みが違う選考委員が皆絶賛しました。奇跡のようなこと。心底読んでいて楽しく、終わりに近づくのが惜しい作品というのは決して多くない。私にとってもこの10年で間違いなくベストです。1970年代の台北の描写を読んでいて、選考委員であることを忘れてしまった。『流』の世界が中国語圏の生活感覚にしっかり密着している。小説家としての天性の才能を感じます。東山さん、素晴らしい小説を本当にありがとうございました」

 以下、東山さんの「受賞のことば」

 拙著がかくも栄誉ある賞に選ばれたことに、ただただ戸惑うばかりです。上梓直後から大作、重厚などと評していただきましたが、じつのところ、それほど肩肘を張って書いたという記憶はありません。それどころかきわめて個人的なエピソードを忘備録的に綴った面があります。最初は短編、長くても中編くらいのつもりで書き始めました。しかし、私に忘れてもらいたくないエピソードは存外にたくさんあったようです。次から次へ懐かしい思い出が訪れ、執筆中は楽しくて仕方がありませんでした。

 わたしは間もなく四十七で、子供のころわたしを守ってくれていた大人たちはほとんどが黄泉路へと旅立ってしまいました。彼らがいた世界は、いまではわたしの記憶のなかにしか存在しません。それでもふとした瞬間に、彼らの気配を感じてしまうことがあります。至福のとき、失意のどん底にいるとき、ただぼんやりしているときに。

 死者たちがわたしとともに在る。生きている者たちと同様、彼らにも感謝しています。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150806-00000068-dal-ent
直木賞受賞東山氏 テキーラマエストロ 学生時代はヘビメタに
デイリースポーツ 8月6日(木)15時28分配信

 第153回直木賞を受賞した東山彰良さん(46)が、4日放送のRKB毎日放送の情報番組「今日感テレビ」(月〜金曜 13時55分〜)にスタジオ生出演。次回作について「もう書き終わりました。次は(ジャンルは)SFです」と明かした。

 東山さんは9歳から福岡県で暮らし、現在は同県の小郡市在住。西南学院大学で非常勤講師を務めている。地元の小郡市立図書館では、現在約50人が受賞作「流」の予約順番待ちで、読むまでに半年くらいかかる状況といい、地元での人気はひときわ高い。

 この日、同番組では「東山さんをもっと知りたい!この情報は本当ですか?」との企画を用意。「学生時代ヘビメタにはまっていた」、「テキーラのソムリエ資格をもっている」という情報に、東山さんは「本当」と答え、小説家や大学の非常勤講師としてだけではない、意外な一面を垣間見せた。「(当時ヘビメタは)相当ハマっていました。(自分で)演奏もするし、いつか世界に出る日に備えて、アイラインのひき方とか練習してました(笑)」、「最近はソムリエといわずに、テキーラマエストロといいます。お酒が好きでいろいろ飲んで、たどり着いたところがテキーラだった」などと明かした。

 東山さんは、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹と綾部祐二がMCを務める同局の福岡ローカルのバラエティ番組「TEEN!TEEN!」((月曜23時53分〜)にも出演する。番組HPによると、「又吉直樹 祝!芥川賞受賞SP企画」と題し、東山さん行きつけのラーメン屋で、受賞裏話や作家の悩みなど「芥川賞・又吉×直木賞・東山」の貴重なトークを17日に放映予定という。


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