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Tohazugatali Book Review

220とはずがたり:2013/09/07(土) 09:23:09

宮崎駿監督:サバサバと「自由です」繰り返す…引退会見
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20130907k0000m040073000c.html
毎日新聞2013年9月6日(金)20:48

 「1作ごとにたどり着けるところまでは行けた。振り向かず、同じ事をしないつもりでやってきた」。6日、長編アニメ製作からの引退を正式表明した宮崎駿監督(72)は、デビュー以来の30年をこう振り返った。集まった報道陣は、国内外から約600人。現在の心境を、時折笑いを交えながら、サバサバと「自由です」と繰り返した。

 思い入れのある作品に「ハウルの動く城」を挙げ、「トゲのように残る。ゲームの世界をドラマにしようと格闘したが、スタートが間違っていたかもしれない」。映画作りの姿勢として「子供たちにこの世は生きるに値すると伝えるのが根幹にあると思ってきた」と信念を口にした。

 鈴木敏夫プロデューサーに引退を告げたのは6月。「もうダメだ」という宮崎監督に、鈴木プロデューサーは「僕自身ホッとする部分があった。ご苦労様という気分が湧いた」という。今後は「前からやりたかったことがあるが、アニメではない。文化人にはならず、町工場のオヤジを貫きたい」。

 スタジオジブリについては若手の作品にも関わらない、と明言。「重しがなくなるんだから、『どういうふうにやらしてほしい』という声が、若いスタッフから鈴木さんに届くことを願っている」と言い切った。

 会見は1時間半にわたった。「長い間お世話になりました」と一礼し、締めくくった。

 公開中の「風立ちぬ」は第70回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品。7日夜(日本時間8日未明)の発表が注目される。

 一方、引退会見を受け、宮崎アニメゆかりの地の関係者やファンから、惜しむ声やさらなる創作を期待する声が上がった。

 「崖の上のポニョ」の舞台のモデルとされる広島県福山市の景勝地・鞆の浦。宮崎監督は2005年以降、鞆の浦の古民家に計2カ月ほど1人で滞在した。自炊道具一式を貸した地元のNPO代表、松居秀子さん(62)は「『大作の後は身も心もボロボロ。現実の自分に戻す作業をするんです』と話していた。黙々と1人暮らしをする様子は、まるでリハビリみたいだった」と振り返る。「あの人が創作活動をやめるとは思えない。時間が自由になったら、またこの海を見に来てほしい」と期待を込めた。

 埼玉県所沢市と東京都東村山市にまたがる緑地「淵(ふち)の森」は、付近に住まいのある宮崎監督が「となりのトトロ」の構想を練ったとされる場所。監督は森の保全のため1996年、両市に3億円を寄付した。「淵の森の会」の安田敏男事務局長(66)が先月、川の清掃作業で会った際、監督は「ここではゴミ拾いのおじさんでいいんだよ」と話していたという。「あの人はきっと次を考えている。もっと環境や日本、いや世界の平和を考えた活動をしてほしい」と話した。

 東京・有楽町のTOHOシネマズスカラ座に、「風立ちぬ」を見に来た東京都港区の会社員、伊藤健児さん(39)は小学生からのファン。「今後は次の世代を育てる側に回ってほしい」。埼玉県川口市の大学生、堀琢也さん(20)は「『風立ちぬ』は今までと違って大人向け。最後と決めてメッセージを込めたのかもと感じた。長編とは別の形で世の中に作品を送り出してもらいたい」と話した。【広瀬登、稲生陽、海老名富夫、小泉大士】


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