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Tohazugatali Book Review
209
:
とはずがたり
:2012/06/26(火) 08:00:10
出版の東京一極集中はなんとかせにゃいかんと思ってるんだけど。。
大阪の書籍を世界へ 電子書籍で中小出版社にもチャンス到来
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/120624/ecf1206240820001-n1.htm
2012.6.24 08:20
大阪の書籍を世界へ発信−。大手出版社が東京に一極集中し、全国流通の販路を固めるなか、十分な販路を持たない大阪の中小出版社が、電子書籍で新たな活路を見いだそうとしている。「大手のベストセラー本ではなく、初版数百部の本でも世界流通が可能になった。中小の出版社にもチャンスが来た」と大阪発祥の老舗出版社は意気込む。
■世界の研究者ら検索
出版社約4千社の8割近くが東京に集中し、大阪の比率はわずか4%。販路も東京に握られ、長らく苦境に立たされてきた大阪の出版社だが、電子書籍がその流れを変えつつある。
「約10年前、絶版だった『14年目の訪問 森永ひ素ミルク中毒追跡調査の記録』に関する問い合わせがあり、CD化すると注文が相次いだ。これが電子書籍の原点ですね」と、せせらぎ出版(大阪市北区)の山崎亮一社長(69)は語る。同書は、その後電子化され人気となっている。
昨年秋に電子書籍化した宗教関連の書籍はパリからも問い合わせがきた。平成13年に初版を刊行、増刷もされた人気本だが、テーマが専門的で値段も3990円と高価なため、一般への広がりは見込めなかった。しかし、電子書籍で状況は一変する。
「紙の本は2刷までで全国の書店に行きわたらせるのは不可能ですが、電子版に部数は関係ない」と前置きし、山崎社長は電子版の強みをこう説明する。「研究者らはインターネットでとことん検索し、必要な情報を収集するので、海外からでも大阪で発行する電子書籍にたどり着けます。研究者にとっては本の装丁などは関係なく、必要なのは情報」
同出版社は昭和59年に創設。これまで約210冊を刊行、うち10冊を電子化し、電子書籍の研究に積極的に取り組む。
■増刷無理でも増補は可能
創業40年を誇る草分け「新風書房」(大阪市天王寺区)は昨年8月、初めて電子書籍の販売に踏み切った。37人の戦争体験記を編集した「ノーモア広島・長崎」を英語と日本語版で電子化、ネット通販大手のアマゾンで配信した。
福山琢磨社長(78)は「初版1千部ではとても世界発信できないが、電子書籍なら可能。まさに出版革命です」と話す。
電子版では2年ごとに体験記を更新し増補版を制作する予定で、現在、来年夏の配信に向けて準備を進めている。「経費的に増刷は無理でも電子版での増補なら可能。電子書籍ならではの利点です」(福山社長)
■紙と電子の使い分け
山崎社長は「部数が少なく、書店に並ばない専門性の強い本の方が、実は電子書籍向き。地域に根ざした専門書を刊行する大阪の出版社にとって有利」と分析する。福山社長も「在庫も輸送の心配もない電子書籍は中小出版社にとってリスクが低く、紙でできなかったことに挑戦できる」と話し、電子書籍をビジネスチャンスに結びつけようと腐心している。
一方で課題も残る。カーネギーの翻訳本などビジネス系に強い創元社(大阪市中央区)では「『クラウド・ビジネス』入門」を昨年末、電子書籍化した。「米、韓国など海外在住の日本人ビジネスマンからの注文が目立ち、これまでなかった反響です」と編集部の橋本隆雄さん(35)。ただ、電子化する再編集の手間やコストが負担にならないよう、「書籍の特徴に応じた“紙と電子”の使い分けが必要」と指摘する。年内にもアマゾンの日本参入が予想されるなど電子書籍市場はまだまだ流動的。大阪の出版社の模索はしばらく続きそうだ。(戸津井康之)
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