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人口問題・少子化・家族の経済学

78片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/23(土) 13:28:41
【06逗子市長選 自立の街】
<上>50年で県内一高齢の年
2006年12月05日
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000150612050001

  芥川賞を受賞した小説「太陽の季節」を、石原慎太郎氏が発表したのが55年。既成概念にとらわれない若者を描いた作品は、社会に衝撃を与えた。石原氏が少年期から移り住んだ逗子は、小説の舞台として登場する。


  その年に3万8091人だった逗子市の人口は5万8469人(今年11月1日現在)に増えた。


  ●4人に1人老年


  だが、約50年の歳月が過ぎ、「若者の街」はいまや県内一の「高齢化の市」になった。


  65歳以上の老年人口(昨年10月現在)は25・3%で、横浜市の16・9%、川崎市の14・6%をはるかに上回る。


  50年間(55〜05年)で、人口構成はこう変わった。


  0〜19歳 40%→17%
  20〜39歳 33%→24%
  40〜59歳 20%→27%
  60〜79歳 7%→27%
  80〜99歳 0%→6%


  ●売れるステッキ


  目抜き通りの逗子銀座商店街に、「ステッキいろいろ」という表示のある店がある。洋傘専門店を経営する城谷勲さん(69)は、市民の年齢の重ね方を文字通り足元から見守ってきた。


  先代がほぼ50年前から傘とステッキの販売を始めた。ソフト帽をかぶった男性のおしゃれ用としてステッキは使われていた。ひざや腰を痛めた女性用が出だしたのは40年ほど前からだ。


  身長や腕の長さに合わせてステッキの長さを調整している。女性客が8割を占め、バッグにも入るように多くが折りたたみ式だ。花柄や勾玉(まがたま)形の文様が入った派手めのものが人気が高く、「洋服に合わせて」とファッション性を重視する客が多い。毎年、春を迎えて暖かくなると、一日に10本も出ることがある。


  ●病院に救急態勢


  高齢化は、しかし、市の財政を確実に直撃している。


  市が誘致を進めてきた総合的病院に、鎌倉市の社会福祉法人聖テレジア会が内定したと発表があったのは、今年10月だった。


  聖テレジア会は11月27日、病院開設の事前協議を県に申し入れた。進出の条件について、市との間で話し合いが続いている。


  高齢者に配慮した救急態勢を敷くことで合意している。高齢者に多い脳梗塞(のうこうそく)、脳出血を含む脳卒中に対応するため、週2回ではあるが、神経内科は24時間態勢をとる。


 ただ、問題は経費の負担だ。社会福祉法人側は、小児科や産婦人科も含め、場合によっては1億円以上にも上るとみられる救急態勢の委託料を求めている。これに対し、長島一由市長は「任期中の決定は無理」とし、判断は新市長に先送りした。


               ◇


  2期務めた長島市長の勇退を受け、自民・公明両党と民主党の推薦候補が対決する逗子市長選が10日投開票される。中堅市でありながら、逗子の市長選は過去、全国的な注目を集めてきた。80年代から90年代初頭にかけての米軍池子住宅建設をめぐる対決、長島市長が31歳で初当選した98年は全国最年少市長として脚光を浴びた。


  「自治」に積極的と映る気風は、じつは1950年の「独立」にさかのぼる。戦時中に軍部の要求で強制合併させられた横須賀市から、住民投票によって分離した。その「自立の街」がどう変わろうとしているのかを探る。(山元一郎)


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