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人口問題・少子化・家族の経済学

657とはずがたり:2012/05/29(火) 10:09:01
「いま」をみつめる
【街】
農で探る 非行更生
2012年05月28日
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000121205280001

【県警が始めた「コノハファームズプロジェクト」】
●一緒に作業 触れ合い生む
 非行や不良行為などの問題を起こした少年や少女に、農作業を通じて立ち直らせる取り組みを県警が進めている。大人と一緒に作業して、収穫の喜びを知ってもらうことで、更生の一歩にする試みだ。
 田畑が広がる豊橋市植田町。約300平方メートルの農園「KONOHA FARM UETA(コノハファームウエタ)」で今月12日、豊橋、豊川、名古屋市の10代6人が、カボチャやナス、スイカなどの苗約100本の植え付けに汗を流した。
 「植えるときには水をよくやって」。豊橋市少年補導委員の村田孝さん(73)が6人に語りかけた。6人は、村田さんら少年補導委員や県警少年課員、豊橋署員ら十数人と一緒に土にビニールをかぶせ、穴をあけてから苗を植える作業を始めた。
 「腹減った」
 名古屋市の中学2年の少年(13)が音を上げると、大人たちから「もうちょっと」と声が飛んだ。
 農作業は、県警が進める「愛知コノハファームズプロジェクト」の一環で、一宮市や蟹江町など県内7カ所に専用農園がある。参加者は、県警が検挙したり補導したりした少年・少女の中から声をかけて集めている。親からの相談を受けて来てもらうこともあるという。
 プロジェクトは農業が盛んな豊橋市で昨年10月から始まった。豊橋署員の発案だったが、少年らと接触できるきっかけ作りに最適だと、県警本部の少年課が県内に広げた。
 村田さんには農業の経験はなかったが、興味があったため、独自に勉強してきた。豊橋の農園は、村田さんが借りた私有地を利用し、これまで延べ約50人が来た。
 名古屋の少年は3回目の参加だった。昨夏に非行行為を起こしたのをきっかけに、昨年10月、県警が参加を呼びかけた。豊橋での農作業などを通じ、最近は問題を起こすこともなくなったという。村田さんは「子どもたちが喜んでくれたのでよかった。これが立ち直りの役に立てるのならうれしい」。
 豊橋署管内では、今年1〜4月、窃盗や傷害などで刑法に触れた少年・少女は56人で、前年同期から44人減った。喫煙などの不良行為で補導されたのは781人で40人減っている。同署生活安全課長代理の小田元一警部は「農作業だけで件数が減ったわけではないし、農作業ですぐに立ち直るとは限らない」と話す。
 「それでも長い目で見て、非行を生まない社会づくりが必要です」
 豊橋の農園では今後、毎月1回集まって手入れをし、8月には収穫祭を開いて、近くでバーベキューをする計画だ。(井上充昌)


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