したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

人口問題・少子化・家族の経済学

336千葉9区:2009/08/13(木) 20:52:51
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/osaka/090813/osk0908130227002-n1.htm
【衆院選2009 府内の現場から】(2)子育て支援
2009.8.13 02:27

 ■保育所探しも再就職も超難関

 あわただしく出勤準備を済ませ、長女(2)を自転車に乗せて約20分かけて民間保育所まで送り届ける。「ちょっと遠いですけど、入所できただけでも運がよかった。ぜいたくはいえないですよ」。大阪市旭区の事務職の女性(30)はニコリと笑って、長女の頭をなでた。

 結婚後、専業主婦をしていたが、長女が1歳になった昨年7月から再就職を目指して保育所探しを始めた。会社員の夫の収入だけでは家計の不安もあったためだ。

 早速、区役所に長女の保育所への入所について問い合わせたが「求職中は優先順位は低い。働きながら待っている方が多くいるので…」と言われた。聞いてはいたが、初めて現実の厳しさを知った。

 一方で再就職活動も、不況の影響もあり、順調にはいかなかった。保育所の一時預かりを利用しながら、20社以上の企業に応募したが不採用が続き、今年6月になってようやく公共機関での非正規の職を見つけた。

 「なんとか働きたい」。複数の保育所の一時預かりで2カ月をつなぎながら、今月からようやく空きがでた保育所に長女を預けることができた。

 市によると、市内での認可保育所の入所待機児童は今年4月現在608人。特に新築マンションの建設が続いた西淀川区や、福島区、中央区、鶴見区などでの待機児童数が目立っている。

 国は昨年2月、少子化対策の一環として、「新待機児童ゼロ作戦」を発表。平成29年度までの10年間に、未就学児の保育サービスの利用者数を現在約200万人から100万人増やして約300万人する目標を設定し、平成22年度末までの3年間を「集中重点期間」として取り組みを強化している。

 大阪市でも毎年入所枠を拡大。21年度末には待機児童を「ゼロ」にすることを目標にしているが、笠井康孝・待機児童担当課長代理は「待機児童数以上の枠を拡大することから、計算上では“ゼロ”になる」と話す。

 しかし、認可保育所の入所をはじめからあきらめている家庭もあるほか、新たな需要の喚起で希望者は増える可能性もある。事務職の女性は「数字上でも制度が充実するのはありがたいけど、それで働きやすくなるのかな」と漏らす。

 20社以上を受けた再就職活動では、担当者から「結婚していますか。子供はいますか」と矢継ぎ早に聞かれ、正直に答えると「じゃ無理です」と一方的に電話を切られたこともあったという。

 女性の長女を預かる保育所の園長は「残業を終えたお母さんたちが疲れた様子で、ぎりぎりの時間に飛び込んでくる姿が目立つようになった。母親だけに負担をかけず、子供たちをみんなの財産だと思って、社会全体で支える仕組みづくりが必要だと思う」と話していた。(中井美樹)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板