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人口問題・少子化・家族の経済学

2285OS5:2025/08/25(月) 11:34:49
https://www.minpo.jp/news/detail/20250308122938
少子化を生きる ふくしまの未来 第3部「若者の流出」(5) 就活生の思い(下) 外の世界で力磨く
2025/03/08 11:17

空洞化が進む福島市中心部。本名さんは生活環境の変化も県外へ就職する理由に挙げた
空洞化が進む福島市中心部。本名さんは生活環境の変化も県外へ就職する理由に挙げた
 福島学院大福祉学部4年の本名ひかりさん(22)=福島県昭和村出身=は4月から東京都の医療法人社団に相談員として就職する。「患者や利用者に頼ってもらえる心理の専門家になりたい」と将来を見据える。

 福祉心理学科で学んだ知識や取得した心理関係の資格を生かせる医療・福祉分野の職場は県内にもあると思う。ただ、より成長が見込める就労環境や生活面の利便性を求め、都会に出て行くことを決めた。



■成長できる環境求めて

 昭和村の小学校時代、発達障害の後輩がいた。周囲となじめない様子に気付いていたのに「何の手助けもしてあげられなかった」。幼い頃に感じた小さな悔いが頭から離れず、福祉の世界を目指すきっかけとなった。川口高を経て実家を離れ、福島市にある福島学院大に進学。JR福島駅前にあるキャンパスで学び、講義や実習に励んで社会福祉士と精神保健福祉士の資格を取得した。

 患者や施設利用者、家族らとの面談や対話を通して経済面や精神面の悩みに寄り添う「医療ソーシャルワーカー」を目指している。多職種連携が進む医療・福祉の現場で貢献するため、経験と技術を磨ける就職先を求めた。

 県内の病院や施設が集まる説明会に参加したが、求人内容や勤務条件に引かれる事業者には巡り合えなかった。県外に視野を広げて就職情報サイトなどで情報を調べ、急性期、回復期など機能の異なる複数の病院と福祉施設、地域包括支援センターなどを運営している福寿会(東京都足立区)に行き着いた。昨年夏に面接や小論文などによる試験を受け、内定を得た。

 上京を決めた理由の一つには、再開発が進まない福島市中心部の生活環境への落胆もある。入学後の4年間で身近にあった商業施設が次々と閉まった。昭和村から移り住んだ頃は「都会に感じていた」県都は、自動車を持たない身には「住みにくいまち」に変わってしまった。

 3月下旬には勤務先に近い従業員寮に入る予定だ。上京してしまうと「しばらく帰れなくなるから」とカスミソウ栽培を営む昭和村の実家で数日を過ごした。「一番おいしい」という母親の手料理を味わい、新生活に向けて英気を養った。

 村を含む奥会津地方は県内でも高齢化が著しい。お年寄りの多い地域で働く道もあると思う。ただ、若いうちは勤務先や接する対象者が幅広い「外の世界」に身を置き、スキルを身に付けたいと考えている。


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