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人口問題・少子化・家族の経済学

228千葉9区:2009/01/02(金) 21:36:31
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090102t13018.htm
成長神話の終わり 仙台市人口減へ
 今年4月、政令市として「20歳」の節目を迎える仙台市。国立社会保障・人口問題研究所が推計した人口減少のシナリオは、戦後60年余の間、一貫して成長を続けてきた仙台に政策の構造的な転換を突き付けている。

 鶴ケ谷など新興住宅団地は深刻な高齢化が進む。無秩序に広がった北部、西部の住宅地は人口の伸び悩みに直面。衰退する農漁村部には「限界集落」となった地域も目に付く。
 小中学校の統廃合、市街化区域の拡大抑止、都市計画道路の整備見直し―。縮小への予感は、近年の市の施策でも顕著になりつつあった。

 市は既に、まちづくりの方向性を市街地の拡大から、「機能集約型都市」「コンパクトシティー」に転換している。人口減少という未体験の事態を控え、政策の選択肢は確かに限られている。
 市街地が拡散、スプロール化した現状で中心部に人、モノ、財産を移すことができるのか。外縁部に取り残された地域、そこに住む人々の暮らしはどうするのか。機能集約型都市の実現には、困難な課題が待ち受ける。

 「東北の人口の受け皿」「東京圏への流出を食い止めるダム」。その役割を長年、仙台は担ってきた。東北各地の人口減少地域には、仙台の「成長持続神話」が根強く残っている。
 それは今や、幻想に近い。2000年以降、日本を席巻した市場原理主義は東京、名古屋の大都市圏と地方中枢都市の格差を広げた。仙台の成長を支えた東北は既に下り坂に入っている。

 社会動態の好転が見込めない中、仙台が今後の成長を託す「エンジン」を何に求めるか。「成長期の終わり」が近づく仙台は、東北の拠点都市としての発展と、人口減少がもたらすひずみの解消を両立させるという難問と向き合うことになる。(解説=報道部・元柏和幸)
2009年01月01日木曜日


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