したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

人口問題・少子化・家族の経済学

1321とはずがたり:2016/04/17(日) 19:08:39

女は着実に強く、さらに美魔女化している 戦後いったい何が起こったか?
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/160306/ecd1603061710003-n1.htm
2016.3.6 17:10 Tweet

 「元始、女性は実に太陽であつた。今、女性は月である」から100年。戦争を経て70年。いまや、女性は太陽である。なぜ女は強いのか。それには理由があった。

 データではっきり!「女は力を増している」

 戦後70年間で女性はどう変わったか。統計データを眺めながら変化を挙げてみよう。身長は約10センチ伸びた。大学進学率は一貫して上昇し、現在では男女間での差は見られない。

 70年前には2倍の差があったことを考えると、劇的な変化だ。女性の雇用者数も上昇した。こういったことから、女性の立場はこの70年でよくなったといえるだろう。1つ気になるのが、BMI(肥満度を表す指数)の動きだ。

 男性は上昇の一途をたどるが、女性はといえば、20代から40代の女性はいまや終戦直後よりも低く、それより上の世代でも弓なりに下がってきている。

 最近、「美魔女」という言葉を聞くようになった。30代なかば以降も体形を維持し、美しさを保っている女性を指す。女は着実に強くなっている。さらには美魔女化している。70年の間に女性に何が起こったのか。そして、今後はどうなっていくのだろうか。

 昔に比べて強くなったとは言われるものの、日本人女性の社会進出は欧米と比べてまだまだ遅れている。女性が仕事に就いても、経営層にまで上り詰めることはまれだ。だから女性が重役になるとニュースになる。欧米では女性のトップは珍しくもないから、女性であるというだけでメディアに出るなどありえない。

 また日本は明文化を極力避ける国でもあり、議論によって決着をつけたり、ルールを定めたりすることより、空気を読んで周囲に溶け込むことを旨とする。女性進出に関しても努力目標として掲げる程度だ。その点フランスははっきりしている。職業上の女性差別も法律で禁止されており、違反すると罰金や営業停止処分を科される。

 先ほどは欧米とひとくくりにしたが、女性の社会進出にあたり英米とフランスではまるっきり異なった哲学が採用されている。英米は女性性をはっきりと認め、女性は自分が女性であることをアピールしながら、男女間の差異を克服しようとする。そんな文化で育った英米系のフェミニストがフランスに行くと愕然とする。

 もちろんフランスにもフェミニズムは存在するが、女性性を武器にすることはない。フランスでは性差は取るに足らない微差であると考えるのだ。フランスは普遍主義の国だ。人間であるという点が重要なのであって、男だ女だ、人種がどうだのという差異は一切認めないのだ。

 戦前も家の中では強かった

 では日本はどちらのタイプかというと、実はどちらでもない。日本は英米・フランスとは家族の類型が異なる。このことが両者に様々な違いを生み出している。日本は親・子・孫が3世代一緒に住む直系家族類型に分類される。ドイツ、スウェーデン、韓国もこのタイプだ。

 対する英米・フランスは核家族類型だ。こういうと、日本でも核家族化が進行しているのではと疑問に思う人もいるだろう。しかし、この家族の類型は平安時代の終わり頃から1000年近く続き、日本人の性根に染みついている。

 そのことを端的に示すのが、先輩・後輩という言葉だ。英米・フランスには先輩・後輩にあたる言葉は存在しない。日本人はあらゆる場所で「先輩・自分・後輩」という3世代構造をつくり出すのだ。」

 そんな直系家族文化の日本において、女性の地位は意外と高いものであった。直系家族における最強の存在、それは姑だ。女は、家父長制度という言葉に反して、家の外に出ることはなかったものの、家の中にあっては権勢を誇っていた。こうなると、そもそも女性とは弱い存在だったのかという疑問が生じてくるだろう。

 近現代の日本において、一度だけ女性の社会的地位が急激に向上した時期がある。それは戦争中だ。第二次世界大戦中、男が戦争に行き、働き手がいなくなったために女は家の外へ出かけて働くことになった。立派な労働力として社会に迎え入れられた女性だが、戦争が終わると再び家に連れ戻されてしまう。

 男女の力関係が逆転するときとは

 しかし、権威主義的な直系家族の父親が力を持ち、女性の権利を剥奪して家に留め置くことができた時代は静かに終わりを迎える。70年前の男たちは国のために死ぬという役割を与えられることで威厳を保っていた。

 平和憲法が施行され、日本が戦争をしない国になると、今度は会社のために死ぬようになった。それもいまや昔の話になりつつある。死に場所を失った男は父親としての力も失い、女性を縛りつけるものは何もなくなった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板