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人口問題・少子化・家族の経済学

1171とはずがたり:2015/11/16(月) 19:20:49
「資生堂ショック」から考える、育児中の女性が働く会社経営陣の深いナヤミ
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yokoyamanobuhiro/20151111-00051315/
横山信弘 | 経営コンサルタント
2015年11月11日 6時0分配信

11月9日(月)にNHKで放送された「資生堂ショック」のニュースが大きな話題となっています。(参考記事:“資生堂ショック” 改革のねらいとは)

育児休暇や短時間勤務など、いち早く導入してきた資生堂は「女性に優しい会社」と言われてきた。その資生堂が、育児中の女性社員にも平等なシフトやノルマを与える方針転換を打ち出した。この方針転換が時代の流れと逆行するような内容であったため「資生堂ショック」と呼ばれているようです。

「資生堂ショック」に対するネット上での反応は総じて「悪い」。「批判が殺到した」という記事もあります。資生堂の商品はもう買わない。不買運動する……など物騒な表現も飛び交っているほどです。

このような方針転換に至った理由が、売上減による業績悪化であったからでしょう。「短時間勤務」の美容部員が、より多くのお客様と接点を持つことができず、接点減がそのまま売上減につながったという論法や、それを理解させるためにとった”やり口”がバッシングに繋がっています。

私は企業の現場に入り、目標を絶対達成させるコンサルタントです。経営者目線で考えれば、まずは目標達成が第一。労務上の問題はいったん横に置き、業績安定が先です。そして業績を安定化させるためには、どのような人的リソースを正しい「時間」と「空間」に配分すべきかと考えるのは当然のこと。

良いとか悪いとか、時代に合ってるとか合ってないとかではなく、これが経営者の思考パターンである、ということです。これを理解できないと資生堂の方針転換も同様に理解できないと思います。

「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である」という二宮尊徳の名言があります。

従業員の生活や幸せを考えない経営は罪悪であり、安定した経営がないのに従業員の幸福を考えるのは寝言である、のです。資生堂の経営者は約3,500人(連結で33,000人)の従業員全体を見ています。業績悪化は、ダイレクトに従業員全員に影響を及ぼすファクターであり、この状態を放置することは絶対にできません。

コンビニのレジ打ちとは違い、お客様のニーズに合わせた対面販売をメインとする資生堂は、「美容部員」の洗練した技術、熟達した接客、確かな話術……などによって支えられています。


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