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人口問題・少子化・家族の経済学

1100とはずがたり:2015/08/04(火) 19:29:32
>>1099-1100
 ザッカー氏は「小児科医が直面しているのは、食べ物の偏食をする子どもがあまりにも多いという問題だ」と述べ、「成長とともに偏食がなくなる子がいるのは事実だ。しかし、偏食のある子どもたちの様子からもう少し学ぶべきだ」と付け加えた。

 摂食障害患者がシンシナティ小児病院医療センターのいわゆる摂食担当チームに送られてくる一番の根本的理由は、特定の質感をひどく嫌うといった感覚処理障害だと、同チームの小児胃腸科専門医、スコット・ペンティアク氏は話した。

 同氏はこの研究について、選り好みをする「食べ方がこれらの他の障害につながることを証明していない」と述べ、「食べることに対して既に不安を抱いている子どもは、一般的に不安を抱きやすかったり、その後の人生で不安障害になったりする傾向が強いのかもしれない」と話した。

 シンシナティ小児病院の職業セラピスト、カレン・ハープスター氏は、患者の当初の評価を摂食担当チームに伝える。同博士によると、偏食をする人のセラピーには、「フード・チェーイニング」が含まれる場合がある。これは出す食べ物を徐々に変化させる手法だ。このほかに、子どもの好きな食べ物と、嫌いないし食べたことのない食べ物をペアにするという手法もある。食べ物で遊ぶのも、食事に対する不安を取り除くのに役立つ場合がある。ハープスター氏は、食事のときに好きな食べ物と嫌いな食べ物の両方を出すよう親たちに促している。子どもが嫌いな食べ物を少しでも食べたときは、好きな食べ物をもっと食べて良いといった具合にする。

 ネブラスカ大学医療センターのイノベーション担当責任者ローラ・ジャナ氏は、幼児に新しい食べ物を紹介することは重要だと話す。同氏によると、子どもが新しい食べ物を好きになるためには、これに10〜15回向き合わせる必要があることが分かっている。

 ジャナ氏は「幼少期の出来事が生涯にわたって、新しい食べ物を試そうとする意欲に影響をもたらす可能性があることが分かっている」と述べた。ただし、「子どもが偏食をするから、将来的に不安障害ないしうつ病を発症するとは考えて欲しくない」と話した。


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