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人口問題・少子化・家族の経済学

1092名無しさん:2015/07/19(日) 23:10:40
>>1091

「産んだ女性の多くは自慢するつもりなんてないと思うんです」
 ふたつめは、クレームを入れた人たちの意識の問題。今回の件も、産むことのできない女性が可哀想ってクレームを入れているわけだけど、可哀想って思うこと自体がそもそも相手を憐れんでいるってことなんだよね。そして問題なのは、そういったクレーマーたちは、自分が相手を憐れむ意識をはらんでいるということに気付いていないこと。

 たとえ子どもを産むことができなくても、ベビーシッターをしたり、他人の子どもを可愛がったりしている人たちは、私の周りにもいっぱいいる。彼女たちは、自分たちに配慮して欲しいなんて押し付けはしないよ。

 子どもを産むことのできない女性には”配慮しなきゃならない”と思っているクレーマーたちの意識そのもの、憐れみの感情そのものが根本的に間違っているんだよね。

 そして最後に、出産シーンを流すか流さないかという問題。これは、いまテレビが面白くなくなっているっていう問題とも関わるんだけど、今回の件のように、いちいち敏感に反応し過ぎてしまうと、表現を狭めたり制限してしまうことにもなって、ますます感動するものや面白いものを作れなくなってしまう。今回の件を考えるときに忘れてはならないポイントは、これは大島さんなりの表現であったというところ。『イッテQ!』という番組のなかで、これまでずっとヘルメットを被って色々とやってきた大変なこと、その延長線上での出産なわけ。それが彼女のスタイルであって、キャラクターなの。

 何を売りにするのか、どこまで出すのかは芸能人によってそれぞれ違っていて、ある人は家を出す、ある人は出さない、私は出産シーンを出さないけど、大島さんは出す、それだけの話。実際、世間のほとんどは、出産の話を聞いて、いいんじゃない? って思うんじゃないのかな。そもそも、自慢したくて放送したようには見えなかったよ。

 それを今回みたいに批判し始めてしまうと、お正月の葉書に子どもの写真を載せたり、結婚や出産の報告をSNS上でするのも気持ち悪いってことにもなっちゃうよ。人が幸せを報告することを、心地良く受け取れない人間が一部にはいるかもしれないけど、世の中のほとんどは喜びを分かち合える。それこそ、今回のケースはテレビなんだから見たくなきゃ、見なきゃいい。

 いずれにせよ結婚して、妊活を頑張って、やっと出産した人を、結果的に批判しましたよね。人の幸せを最後は突き落としてしまう社会、これって問題だよ。

 むかし、大島さんとは番組企画“パンスト弁慶”でパンストを一緒に頭からかぶって引っ張りあった仲です。ブスだの何だのと言われても、大島さんは今後も彼女のスタイルで、体を張りながらやっていくだろうし、お子さんもその姿を見ればきっとリスペクトすると思うよ。だから、大島さんにはどんどん頑張ってやっていってほしいな。

《文・構成/岸沙織》


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