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人口問題・少子化・家族の経済学
1047
:
とはずがたり
:2015/05/28(木) 10:15:42
>>1046-1047
この研究結果で最も面白いのは、女性被験者は「高価な食事をごちそうになったからといって、セックスに応じる必要はない」と考えているのに対し、男性被験者は「より高価な食事をごちそうするほど、セックスを要求する権利が増す」と考えていることです。
もしそうなら、私の教室の男子学生たちが、女性にセックスに応じる義務があるかどうかを答える前に、酒の価格を聞くことの理由になります。
この実験では、まず学生に男女(ジョンとケイト)がデートに出かけるという物語を読ませます。ストーリーは、ジョンがケイトを部屋まで送っていき、彼女はつっぱねているのに、セックスをしてしまうというものです。
これを読ませてから、学生たちにいくつかの文章を読ませ、それに対する考えを聞きます。たとえば「ケイトはジョンがセックスを迫ることを予期すべきだった」とか、「ジョンはケイトがセックスを求めると予期すべきだった」などです。これに対し、1(強く反対)から6(強く賛成)まで、学生たちの考えを数値で問うのです。
デートにかかった費用のためにケイトがセックスに応じる義務を感じるのかどうかを探るために、被験者は4つのグループに分けます。
そのうち2つでは、デートには多額の費用がかかっており、片やジョンが全額払った、片や割り勘にした、とします。残る2グループでは、デートの費用は安く、支払い方については前2グループと同じ設定にします。
高いデート費用をジョンが支払った場合では、「ケイトはジョンにセックスを迫られることを予期すべきだった」と答える男性被験者の平均回答値は3.21、女性の場合はわずか1.85でした。
高いデートをおごったのだから、ケイトはセックスを求められる覚悟をしておくべきだったという考えには、やはり男性のほうがずっと強く同意したのです。
温度差はあっても、おカネ次第で態度は変わるもの
さらに「ジョンはセックスを求める資格があると思うべきだった」という設問に対しては、男女の平均回答値の差は小さくなり、男性で2.93、女性で2.15です。
ジョンが高価なデートをおごった際には、男性被験者は「ケイトにはジョンにセックスで返すべき借りがある」と強く感じており、一方、ジョンがそんな期待をしたのは当然だという点では、程度の差こそあれ、男女の被験者とも同感しました。
では、デートの費用が安かったらどうなるのか。特にデートの費用が安かったり、割り勘だった場合を考えると、この調査はがぜん面白くなります。安いデートで割り勘だった場合に、「ケイトはジョンとセックスすることを予期すべきだった」と考える平均回答値は、男性で2.27(高価なデートの場合は3.21)、女性の回答値は1.37(同じく1.85)でした。
また安いデートで割り勘だった場合に、「ジョンにはセックスにありつける資格がある」と考える平均回答値は男性2.20(高価なデートの場合は2.93)、女性で1.53(高価なデートの場合は2.15)でした。
これらの結果からわかるのは、たとえ女性が総じてケイトにはセックスに応じる義務はない、また、ジョンがそれを期待するのは間違いだと思っていても、ケイトの義務やジョンの期待は、ジョンがそのデートにいくら使ったかに直結していることでした。
つまり、程度の差こそあれ、男女ともに「金銭的負担が大きいほど、セックスにあずかる資格が増す」と考えているのです。
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