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芸能裏ねたジャーナル

1703とはずがたり:2016/11/07(月) 19:40:49
>>1701-1703
 「プロダクションとの契約期間中に紛議内容を明らかにすることは、彼女の芸能活動に差し障りがあるので発言は控えていた。しかし、言わなければならないこともある」
 と前置きした上で、こう説明する。
 「我々が関わったのは、すでにトラブルになった後。彼女の依頼は、レプロとの交渉と、その後出て来るであろう法律問題についてアドバイスしてくれというものでした。
 こちらは法律家なので、契約内容に問題はあるにせよ、こちらから違反してはいけない、あくまでも契約に則ってやろうという話をしました。

 のん(能年)はタレント活動の継続とレプロとの関係修復を望んでいたので、問題点をレプロに率直に伝え、改善を求めて話し合おう、ということになりました。契約期間内はきちんと仕事をする。その上で、2年後に契約は終了するということです」

 レプロとの契約書について、星野は「細かい内容は守秘義務があるので言えないが、内容が一方的だ」と言う。
 「給料は世間で思われているような金額では決してない。それでいて拘束は厳しい。一方的な指揮命令関係と言ってもいい」

 星野によれば、交渉時のレプロ側の反応は「『あまちゃん』で当たったからといって、要求などとんでもない」、「言った通りに仕事をしろ」というもので、何ら理解も譲歩も得られなかった、という。映画やCMの報酬など、待遇面についても、
 「具体的提案をしましたが、月額報酬の増額を含め一切拒否されました。レプロが払ったと言っている『あまちゃん』のときのボーナスについては、我々は関わっていませんが、それは本来の額の一部にすぎない。
 しかも、支払いを約束していたボーナスの残額は支払われておらず、約定時期を大幅に超過してようやく支払われたのです」

実現しなかった「社長面談」
 星野はレプロに限らず、日本の芸能プロダクションの、所属タレントに対する姿勢を問題視する。
 「確かに、レプロは彼女にコストを掛けたかもしれない。ただ、それはビジネスだから当然のことです。
 事務所に集められた全員が成功するわけではない。本人の努力や運、さまざまな要素がかかわってくる。事務所はそうして成功したタレントをうまく活用すればいい。それがマネジメントです。

 しかし現状は、あたかもタレントを事務所の所有物のように扱いコントロールしている。タレントに対し、とにかく逆らうな、言った通り仕事をしろ、という発想がある」

 そして双方は、すでに激減していた能年の「仕事」についても激しくやり合うことになる。
 「我々が(代理人として)入ってからは、常に彼女は仕事をやりたがっていました。『仕事をください』という要求を、6回も書面で出しています。するとレプロ側は『事務所との信頼関係がない限り、仕事は与えられない』という回答を送ってきた。
 『では、その信頼関係はどうやったら作れるんですか』と返すと、『社長との個人的な信頼関係がなければ仕事はあげられない』。

 そして、弁護士を介さずに社長と本人の一対一で話し合いをしたいと言う。ただ、代理人がついた事件で、当事者同士が直接交渉するということは、弁護士倫理上も許容できない。到底認められなかった」

 これに対して、レプロ側の主張はこうだ。
 「向こう側は、『とにかく仕事を入れろ』と言ってくる。しかし、ドラマや映画の仕事だと3ヵ月や半年にわたることもある。そんな長期の仕事を、事務所との信頼関係がないタレントに入れることはできません。

 彼女がブレイクしたのは、先輩たちが(同社の設立から)25年間かけて事務所の実績を築き上げてきたから。彼女がやっているのは、その実績を踏みにじるような行為です。まずやるべきは信頼関係の再構築でしょう、と答えたんです。

 でも、交渉の場に彼女は最後まで出てこなかった」
 「週刊現代」2016年11月5日号より
田崎 健太


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