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【捲土重来選挙】200X次期衆院選スレ

7953千葉9区:2009/02/25(水) 21:32:48

 自民党が惨敗した19年の参院選直前に久間章生(長崎2区)は、「ある発言」の責任をとって、防衛相を辞任していた。

 第二次世界大戦時の米国の原爆投下を「しようがない」と言ったとされた報道が発端だった。

 発言の趣旨が違う。久間はそう説明した。そして、この発言は、久間を直接、引退に追い込むことはなかった。だが代わりに、久間が担いだ参院選の自民党候補者を襲った。

 国見高校サッカー部監督だった小嶺忠敏。圧倒的な知名度にもかかわらず、民主党候補に2万2000票差を付けられて敗北した。

 それから約2年。今度は、久間本人の選挙が迫ってきた。

 連立与党のパートナー、公明党の長崎県本部幹部が微妙な言い回しをする。「党のトップは、久間さんの発言が相当誤解されていることを理解しています。推薦状を出すのは簡単です。でも、アクセルはいかようにも踏める。上が決めた通りに、下が動くなんてことはありえない」

 「平和の党」という公明党の看板。その看板に刻まれた久間の「発言」は、まだ消えていない。

 民主党が擁立したのは薬害肝炎九州訴訟原告団の代表、福田衣里子(えりこ)だ。不思議なことに、福田は街頭演説でも、あまりこの話題に触れない。

 陣営の民主党系県議が解説する。

 「あの発言は長崎に染みついている。もう、こちらから言わなくていいくらいなんです」

 影響は、時が過ぎても、まだ続いているだろうか。

 過去3回の衆院選では、選挙期間中、ほとんど地元に戻ってこなかった久間も今回は違う。こまめに会合を回る。陣営は「地元をできるだけ回ってください」と久間に言い続ける。

 公明党県本部の幹部が言う。「ようやく久間先生も『比例は公明党』と言ってくれるようになりました」=敬称略(小野木康雄、松本健吾、金子聡)


≪データBOX≫

 安倍晋三内閣ほど閣僚の「不祥事」に翻弄(ほんろう)された内閣も珍しい。佐田玄一郎が事務所費問題で行政改革担当相を辞任したのが内閣発足3カ月後の平成18年12月。19年が明けると、厚生労働相の柳沢伯夫(はくお)が「産む機械」発言で野党の攻撃に遭い、松岡利勝(自殺)、赤城徳彦と、「農水相」が相次いで事務所費問題で倒れた。久間章生は、自らの発言で防衛相を辞任した。

 安倍内閣は、閣僚不祥事によって、一本道に「参院選敗北」に突き進んでいったといえる。人選ミスなのか、それとも不運なのか。


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