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【捲土重来選挙】200X次期衆院選スレ

7316千葉9区:2009/01/11(日) 13:59:06
 ●懐直撃、初めて宝くじ

 衆院解散に向け、候補予定者は相当額の資金もつぎ込んでいる。選挙を前提にした出費だっただけに、多くの予定者が懐を直撃され、愛知2区の民主党現職、古川元久氏は「『解散あるある詐欺』に引っかかったようなもの」と憤った。

 「父が88歳、母が80歳。私が仕送りしなければならないのに、昨年の秋から両親に送ってもらってます」。愛知4区から立候補を予定している自民党現職の藤野真紀子氏(比例東海)はそう言ってうつむいた。夫の公孝氏は07年の参院選で落選、藤野氏の歳費(年約2200万円)だけで生活と選挙を両立させるのは無理と話す。

 解散風が強まる中、貯金1500万円を取り崩した。「選挙事務所の賃料とは別に、ポスター2000枚、チラシ25万枚を新調するのに500万円かかった」という。

 11月5日に予定していた政治資金パーティーは、選挙が近いとの判断で中止。自民党からは毎年、政党交付金の分配金として2000万円が交付されるが、人件費など党支部の経常経費を賄えるだけで選挙に回す余裕はない。最新の07年政治資金収支報告書によると、藤野氏が代表を務める支部の経常経費は1633万円だった。

 「資金面だけを考えれば、昨年選挙をやってほしかった」。藤野氏はかみしめるように話した。

 一方、15区から出馬予定の民主党新人、森本和義氏は昨年10月、愛知県豊橋市の拠点事務所に加え、同市内と田原市にも選挙事務所を構え、11月末に撤去した。800万円がかかった。

 同党が党公認の新人立候補予定者に支給する資金は年600万円。森本氏にとって800万円の出費は大きく、「任期満了まで選挙が延びたら家が建つほどの借金になる」と悲鳴を上げた。

 このほか、サラリーマンから政治の世界に飛び込んだ5区の自民党新人、寺西睦氏は「失業保険で食いつないでいるが、生まれて初めて宝くじを買った」。7区の民主党新人、山尾志桜里氏も「自家用車を売って活動費に充てた」と打ち明ける。昨年10月開いた選挙事務所は、スタッフを置けないまま翌月には閉鎖を余儀なくされた。

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 ◆政局はどう動く?−−政治アナリスト・伊藤惇夫氏に聞く

 ◇戦後初の政権選択選挙に
 首相の判断で08年の総選挙は見送られたが、衆院議員が9月10日に任期満了を迎える今年は必ず選挙がある。政界再編のシナリオもささやかれる中、波乱含みの政局はどう展開するのか。政治アナリストの伊藤惇夫氏に聞いた。【聞き手・浜名晋一】

 解散の時期については幾つかのパターンが想定される。1月にあるとすれば、第2次補正予算成立を取引材料とした与野党の話し合い解散。定額給付金を巡り、自民党内から造反者の出る可能性もあり、これが解散につながるケースもあり得る。それから、来年度予算成立後の4月が次のヤマになる。

 麻生内閣の支持率が回復する可能性は低く、追いつめられた形での解散になれば、自民党の破滅的な敗北を招く。だから9月の任期満了近くまで解散を引き延ばすことはあり得ないだろう。

 一方、民主党にも不安材料はある。小沢一郎代表の政治手法と政権ビジョンの未整備だ。昨年の大連立騒動の時のように、小沢代表は土壇場の詰めに甘いところがある。正攻法で攻めればいいのに奇策を弄(ろう)して失敗した例は多い。しかし、政権交代の可能性は高まっている。

 いずれにせよ、事実上、戦後初めて政権を選択する選挙となるのは間違いない。

毎日新聞 2009年1月11日 地方版


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