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【捲土重来選挙】200X次期衆院選スレ

6751名無しさん:2008/12/04(木) 11:13:56
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kyushu/20081204/20081204_0002.shtml

選挙にらみ「脱小泉」 「麻生人気」期待外れ 与党が押し切る
2008年12月04日 11:02

 麻生太郎首相は歳出抑制路線を事実上棚上げし、「脱小泉改革」へ一歩踏み出した。景気重視の姿勢は「麻生カラー」と言えるが、与党の歳出圧力を受けた選挙対策の色彩が濃い。首相の「個人的人気」を頼りに、小沢一郎民主党代表との党首力対決に持ち込むはずだった解散戦略が、支持率低下を受け修正を余儀なくされたことも物語る。
 (東京報道部・相本康一)

 「経済対策とシーリング(概算要求基準)を維持することは両立しないわけではない」。3日夜、首相は記者団に対し、小泉純一郎政権以来の改革路線を転換する意図は否定した。その一方で、こう強調した。「福田(康夫)さんの時代、安倍(晋三)さんの時代と、今年9月以降は経済情勢が違うのは確かだ」
 与党側の議論はもっと露骨だった。

 「幹部は選挙に不安がないから財政規律を言えるんだ。社会保障制度が持続可能でも、わが党が持続可能じゃなかったらだめじゃないか」「バカ言うな、そんな話じゃないだろ」。自民党政調全体会議では、出席議員が党幹部に路線転換を迫り、怒号も飛び交った。

 「冷房(歳出抑制)と暖房(景気対策)を一緒に回していてはダメだ」と中堅議員。尾身幸次元財務相は「みんな選挙を控えて真剣。いま国民のニーズに応えないと自民党の将来はない」と明言した。「金をばらまけば選挙に勝てるのか」といぶかる一部の財政再建派の声はかき消された。

 背景には、「選挙の顔」として期待された首相の求心力低下がある。

 首相の基本戦略は、次期衆院選を小沢氏との一騎打ちの構図に仕立てることだった。各種世論調査で自民、民主の支持率が接近しているにもかかわらず、「首相候補」としての人気度は、小沢氏を圧倒していたからだ。

 ところが、定額給付金をめぐる迷走や失言で支持率が急落。失敗を恐れて低姿勢で臨んだ党首討論が逆効果となり、一部調査では人気度でも小沢氏に逆転を許した。

 「麻生ブーム」が期待できないなら、地元に示す「実績」が欲しい−。そんな議員心理は「支持率反転をめざすなら、大胆な財政出動しかない」(首相周辺)という思惑とも一致した。首相は以前から「社会保障費抑制は限界に来ている」などと述べており、各国が内需拡大で一致した先月の金融サミット宣言も、アナウンスなき路線転換の「理由」となった。

 ただ、具体的な予算編成に向け、与党の歳出圧力がさらに高まることは必至。結果的に「ばらまき型予算」となれば世論の反発も予想される。

 「ぎりぎり改革逆行ではないはずだ」。若手議員は祈るようにつぶやいた。首相にとっては賭けになる。

=2008/12/04付 西日本新聞朝刊=


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