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【捲土重来選挙】200X次期衆院選スレ

5606名無しさん:2008/10/06(月) 20:24:55
総選挙の情勢−私の見方
http://www.news.janjan.jp/government/0810/0810058792/1.php
田中龍作 2008/10/06

30年近い記者生活で選挙の現場を幾多も見てきた。だがこれほどまでに不満と怒りをため込んだ有権者たちを見たことがない。「清新」も「利権政治」も二の次だ。青息吐息で生活する国民のために役立つ候補者と政党が有権者の支持を得ることになるだろう。「自民党は国民の生活が分かっていない」というのが多くの意見だ。「世襲議員が増えたからだ」と理由を付け加える人も多い。


 総選挙情勢をめぐって自民党内に2種類の数字が出回っている。ひとつは200議席超を獲得し公明党と組めば、これまで通り衆院での過半数を維持できるとする数字。これは派閥の事務局が当選回数1〜2回の議員に降ろしたものだ。

 もうひとつは200議席には到底及ばない。公明党を加えても過半数にはるか手が届かない。もともと派閥の領袖や党4役など幹部だけが握っている数字だったが、メディアにリークされた。

 当選回数の浅い議員は自分の「票読み」さえ満足にできない場合が多い。まして党全体の情勢分析などはおぼつかない。前者はいつ解散があってもいいように「我が党の命運は諸君たちの頑張りいかんにかかっている」と若手議員を励ますための数字である。

 前者はガセ、後者が本物と見るのが妥当だろう。自民党にとって厳しい選挙になりそうだ。有権者の声がそれを象徴している。

 政党の街頭演説で、筆者はできる限り多く有権者の反応を聞くようにしている。これまでずっと自民党に投票してきた人たちが「今度ばかりは民主党に入れる」と答えるのが特徴だ。自民党員の商店経営者までがそれを言う。

 有権者がピリピリしているのも特徴だ。「オレたちの生活を無茶苦茶にしてどうしてくれるんだ」という怒りである。殺気立ってさえいる。30年近い記者生活で選挙の現場を幾多も見てきた。だがこれほどまでに不満と怒りをため込んだ有権者たちを見たことがない。

 「自民党は国民の生活が分かっていない」というのが彼らの共通した意見だ。「世襲議員が増えたからだ」と付け加える人が多い。

 改革派で清新なイメージで鳴る、ある若手自民党政治家が選挙区で苦戦しているという。東京生まれの東京育ちで何ひとつ不自由なく育ってきた2世が「地方を救う」「国民目線で…」などと言っても全く説得力がないのだ。

 党幹部の間に選挙先送りの声が広がり始めたのには、もうひとつの理由がある。「落選の恐れが濃厚」と分析されている議員の中に自分たちが含まれているからだ。

 大物議員と呼ばれる人たちはたいがい党幹部になっており、強大な政治力で地元からの陳情をさばく。だが陳情の処理で実際に動くのは秘書だ。自ずと地元の団体や首長、議員からの信頼が厚くなる。

 大物議員は地元には一年のうち数えるほどしか帰らない。自分の選挙でさえも帰らなかったりする。これでは地方の実情に疎くなる。

 そこで地盤を強固にするため秘書を選挙区の市長に仕立て上げたりする。ところが、自分では「城代家老」にしたつもりが、足元をすくわれることになる。地元からの信頼が厚い元秘書が民主党から立候補したりするのだ。大物議員には地方をおろそかにしたツケが回ってくる。

 「清新」も「利権政治」も二の次だ。青息吐息で生活する国民のために役立つ候補者と政党が有権者の支持を得ることになるだろう。


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